生命線の長さと寿命について

手相鑑定で、
「生命線が短いのですが早死にするのでしょうか?」
と聞かれることがあります。
よく聞くと、ご両親のどちらか早死にされた方が多く、自身も同じ様になるのでは…と心配されています。
私のデータでは、男性の場合は父親が、女性の場合は母親が若くしてお亡くなりになったケースが多いように感じます。
生命線は、手相の三大重要線(感情線、頭脳線、生命線)の1つで、人差し指と親指の付け根の中間あたりから始まり、親指の付け根(金星丘)に沿って孤を描きながら手首側に下垂する線です。
主に、健康状態や行動力、バイタリティ度を観ます。
よく生命線の長い人ほど長生きとよくいわれますが、生命線の長さと寿命は関係ありません。
生命線を観る時は、総合的な判断を必要とします。

① 線の張り出し方
② 線の濃さ(感情線、頭脳線と比較同じ濃さが標準)
③ 線の状態(鎖状、切り返し、島、断線、クロス等)
④ 線の長さ
を含め総合的に判断いたします。

では、生命線線の短い人、長い人にはどのような特徴があるのでしょうか?短い人の行動力は抜群で、思い立ったら即行動、内面の思いを表現、瞬間を大切にします。
反面、せっかち、場当たり的な面があります。長い人は協調性があり、家族や仲間を大切に1日、1日を大切にします。
また、我慢強く、頼まれごとを断ることが出来ない面があります。

生命線を改善する手の運動があります。
親指を曲げたり伸ばしたりすることで手相は変化します。
生命線がハッキリしない場合、効果が表れます。

記:玉木 仁邦

 

七月の運勢

誕生月別 易占から観る七月の運勢

一月生まれ
情熱の暑い夏です。
気分が少し高揚気味です。
クールダウンもお忘れなく!

二月生まれ
慎重運の時です。
うまい話には裏がある。
周りに流されないよう気を付けましょう。

三月生まれ
上昇運の時です。
仲間との協力が大事です。
会話の中にヒントがあるでしょう。

四月生まれ
衰運気の時です。
じたばたしても始まりません。
ドンとかまえて時の過ぎるのを待ちましょう。

五月生まれ
停滞運の時です。
気持ちがうまく相手に伝わりません。
誠意をもって対処しましょう。

六月生まれ
再スタートの時です。
一歩一歩確実に前に進みましょう。
辛抱強く続けることが大切です。

七月生まれ
現状維持の時です。
転職には向きません。
守ることに徹してみましょう。

八月生まれ
盛運の時です。
今までの努力が報われます。
女性には素敵な出会いが待っています。

九月生まれ
変動の多い時です。
物事は繰り返えします。
防災の準備をしておきましょう。

十月生まれ
良好運の時です。
飲食の付き合いが増えます。
食べ過ぎには注意しましょう。

十一月生まれ
順調運の時です。
物事は完成へと近づいています。
油断しないで最後までやり通しましょう。

十二月生まれ
猛暑の時です。
体調管理に気を付けましょう。
頑張り過ぎないで下さいね。

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

自分だけは大丈夫?

皆さんは楽観主義バイアスと言う言葉をご存知ですか?
心理学用語の一つで、異常事態を過小評価する心理を示すものです。
災害に遭った時でも、「自分だけは大丈夫」と考える行動がまさにそれで、占いを生業にしている私でも依頼人から取れる傾向で、頻度としては高く見られます。
例えば、会話な中でこれまでの経験則なのか自分は運が強いと言い切る人や、手相鑑定に於いて、かじった程度の知識を用いて、自身の線が特殊で良い線だと言い切る人など。一説によれば、一般人の80%が持つ心理行動との研究データも有るようです。
この楽観主義も使い方次第で、逆の行動の悲観主義は過度のストレスを身体に与えて精神的にも追いつめてしまうので、楽観主義とうまく付き合っていく方が無難とも思います。
ただ、楽観主義バイアスは目の前にある現実をキチンと見ないで先送りにし、一切の問題解決に繋がってはいないので、この心理に流されると結構厄介であることは間違い無いようです。
その楽観主義バイアスを、うまく解消してくれるのが占い。
占いは未来予想のツールで非現実的。
現実主義とは真逆なところに位置しているのですが、現実をキチンと認識するための様々な行動パターンを作るキッカケになっている側面は否めません。
占いは自然発生で生まれたのではなく、根拠は科学的に示せなくても、先人たちの知識の集合体であり知恵でもあるのです。
占いと現実主義の組み合わせをもって人生を進むことが合理性を兼ね備えた方法かもしれませんね。

記:谷口 尚煕

 

六月の運勢

誕生月別 易占から観る六月の運勢

21

一月生まれ
慎重運の時です。
積極策は控えて下さい。
希望実現には時間がかかるでしょう。

二月生まれ
衰運気の時です。
願い事は程々がよろしいでしょう。
今は守りに徹して下さい。

三月生まれ
良好運の時です。
喜びごとに心躍ります。
自分本位にならないようにしましょう。

四月生まれ
控えめが肝要です。
問題は内部で解決して下さい。
男性には女難の暗示があります。

五月生まれ
変動期の時です。
情報が正しいか精査して下さい。
衝動買いは後で後悔するでしょう。

六月生まれ
平常運の時です。
親しき仲にも礼儀あり。
発言には十分気を付けて下さい。

七月生まれ
好調運の時です。
誠実な姿勢を忘れないで下さい。
周りからの評価が上がるでしょう。

八月生まれ
停滞運の時です。
今こそ土台を固めて下さい。
危機管理体制が大事です。

九月生まれ
不動運の時です。
口は災いの元!
言動には注意しましょう。

気持ちが不安定気味です。
物事に一貫性がありません。
一呼吸置いてから行動しましょう。

十一月生まれ
小吉運の時です。
何事も始めが肝心です。
問題は早い段階で対処しましょう。

十二月生まれ
盛運の時です。
真心をもって取り組みましょう。
成功の秘訣は先手必勝です。

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

易経の考えを、読まずして経験で感じた偉人

易経は東洋占術の総本山とも言うべき、占いの原点として扱われ、四書五経の一つでもあり古代では教養書の代表で、帝王学を学ぶ上でも必須の書として扱われていました。
この易経を占術を学ぶ上で、避けて通れないのですが、いかんせん内容が難しいのです。笑
漢文な上に、一つの文章が短く、様々な意味にも取れるので、全体像を把握するまでにかなりの時間を要します。
その上、易経の基本的な考え方に「中庸(ちゅうよう)」というモノが有るのですが、これがまた捉えにくいです。笑
意味自体は過不足なく偏りのない状態を指すのですが、その考えについて単純明快とは行かないのです。
強いて言えば、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の意味と捉えると分かりやすいでしょうか。
つまり、やり過ぎはやり足りないのと同じであって、度を過ぎると成就し無くなり、ほどほどの加減をもって臨む事の重要性を基本テーマにしています。
この中庸の考えを経験を持って知り、実践していたのが松下幸之助です。
彼は奉公時代の幼い時に、タバコのお使いを良く頼まれていたらしく、前もってまとめ買いをする事で1個当たりの単価を安く仕入れ小遣い程度の儲けを出していましたが、奉公仲間から反感を買ったそうです。
これをきっかけにまとめ買いをやめ、加えて何事も独り勝ちは良くないと悟り、その後の経営の取り組みに影響を与えたそうです。
つまり、やり過ぎは心情的、環境的に己を危うくすると幼くして中庸の考えを経験をもって、松下幸之助は理解していたのでしょうね。
私の場合、来る日も来る日も易経を読み続けておりますが、肌感覚で分かるレベルに遠く及ばず、もがき苦しむ毎日です。笑

記:谷口 尚煕

※画像は松下幸之助が東京浅草の浅草寺に寄進した雷門の大提灯

 

幸せな手相

幸せですかと聞かれて「ハイ、幸せです」と即答できる人は少ないかもしれませんね。
手相を観ると「幸せ度」がよくわかる線があります。


その線は「太陽線」と呼ばれ、太陽丘に表れる薬指下方から手首側に伸びる線、名声や成功、金運、他人からのサポート等、無形の財産を表すのです。
エネルギッシュで自ら光輝き、周りを明るく照らす線と手相入門講座では教えています。
また、手相を習い始めると、線が現れたり濃くハッキリしてきたりしやすい線でもあります。
魅力的な才能や明るく楽しい人柄に人気が集まり、人気が高まれば巡り巡って金運に結び付くことから人気線とも呼ばれ、ご自身の幸せ度を見ることのできる線の一つです。
全ての人に現われる線ではなく、線のない方、薄い方、本数の多い方と様々です。
手相の線や丘には、それぞれ星の名前がつけられているのですが、唯一丘と線の呼称が一致するのは太陽丘・太陽線です。


是非、この機会に太陽線を意識してみてください。
線のない方、薄い方でも大丈夫です。
反対側の手指の爪で線をなぞるようにマッサージしたり、暖色系のボールペンやサインペンで書いたりしても効果があります。
金運を強めたいなら、ゴールドやシルバー色を使われても良いですね。
(黒や青のボールペンでは書かないでください。逆に運気をさげます。)
見違えるほど充実した日が待っています。

記:玉木 仁邦

 

五月の運勢

誕生月別 易占から観る五月の運勢

一月生まれ
迷いの多い時です。
二者択一を迫られます。
本分を全うする道を選びましょう。

二月生まれ
今が引き際の時です。
これまで難問解決に尽力をつくしました。
潔く退き有終の美を飾りましょう。

三月生まれ
慎重運の時です。
頼まれ事で難儀しそうです。
困難でも最後まで道理を通しましょう。

四月生まれ
転換期の時です。
正道に軌道修正しましょう。
柔軟な思考が大事です。

五月生まれ
陽が極まろうとしています。
内部強化に努めて下さい。
仕上げは念入りにしましょう。

六月生まれ
再生の時です。
立て直しの必要性があります。
早急かつ慎重に行動しましょう。

七月生まれ
盛運の時です。
何事も挑戦的に取り組みましょう。
大きな仕事も達成できます。

八月生まれ
停滞運の時です。
先行きに不安があります。
状況を敏感に感じ取りましょう。

九月生まれ
自重運の時です。
物事を客観的にとらえましょう。
冷静な判断が肝要です。

十月生まれ
良好運の時です。
人から信用を得て物事が成就します。
家庭の和が大切です。

十一月生まれ
平常運の時です。
坦々と仕事をこなして下さい。
礼儀をもって対処しましょう。

十二月生まれ
時期尚早です。
実力以上の物が求められています。
己を知り基礎から見直しましょう。

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

恋する手相 ~金星環~

今年の春は、寒暖差が大きく花冷えのすることがありましたが、ようやく春本番、暖かな季節がやってきました。
春といえば出会いの季節でもあります。
以前にこのコーナーで、三大重要線(感情線、頭脳線、生命線)から見る恋愛志向や傾向の違いを書きましたが、次に参考とする線は金星環であり結婚線です。
恋愛は人の織りなすドラマで、素敵な出会いがあったり、成就せず悲しい恋であったりします。
今回は金星環から観る恋愛傾向を観ていきましょう。

金星環は中指と薬指を半月状に囲む線です。美的感覚、芸術センスに優れた方に表れる線です。
作家、詩人、ダンサー、役者、デザイナー、美術家に多く現れ、男性より女性の手に多く見られる相です。
感受性が豊かで繊細、感性と関わる線なので自然と異性への関心度が高くなります。
この線が全く出ていない方もいらっしゃいますし、薬指側だけとか切れ切れに複数表れる方もいらっしゃいます。
手相入門講座では金星環の線を見つけることが出来ない方が多くいらしゃいます。
見方としては、中指と人差し指を揃え指を伸ばした状態で手の平側にお辞儀させるとわかりやすいです。

1.一本くっきり、ハッキリ切り目が無くつながる。
情熱的に全てを投げ打ってでも恋に生きます。
愛のためなら命をかけてという方も珍しくありません。
この人と決めたら全身全霊を傾けます。

2.切れ切れであるが複数の線できれいな半月状となっている
恋に落ちるのも早く燃えるような恋をされますが、諦めるのも早い傾向があります。

3.線が細かく切れ切れ半月状がはっきりしない
気分にムラがあり、恋愛が長続きしない傾向があります。

4.土星環があり金星環の一部となっている。
困難や障害があっても愛を貫きます。
粘り強さがあります。
男性にこの線があるとストーカー要素が強くなり要注意です。

5.結婚線が金星環と重なる。
玉の輿線です。
素敵な出会いの後、幸せな結婚ができます。

等々、金星環から観る異性との出会いと傾向です。
皆様の恋愛傾向はいかがでしょうか?
ご結婚されている方は、赤い糸で結ばれたパートナーを見つけられましたか?
これからの方は、良い出会いが訪れますよう金星環くっきりハッキリした線を作って下さい。
中指と薬指を揃えて、手の平側にお辞儀する指運動を行うことで線が強くハッキリしてきます。
きっと運命の人の出現がありますよ。

記:玉木仁邦

四月の運勢

誕生月別 易占から観る四月の運勢

花 吹く

一月生まれ
金運が下降気味です。
急な出費が増えそうです。
将来への投資と考えましょう。

二月生まれ
慎重運の時です。
何事も期待通りには進みません。
手順に間違いがないか確認しましょう。

三月生まれ
平常運の時です。
仕事の優先順位を決めましょう。
効率よくはかどります。

四月生まれ
良好運の時です。
物事がスムーズに流れます。
目標を達成することができるでしょう。

五月生まれ
物事を客観的にとらえて下さい。
一歩引いて静観しましょう。
足るを知ることは大事です。

六月生まれ
好調運の時です。
よき協力者に恵まれます。
和を大事にしましょう。

七月生まれ
花に誘われて出かけてみましょう。
気分がリフレッシュします。
自分らしさを大切にして下さい。

八月生まれ
安定運の時です。
家業に力を入れましょう。
内部充実を図って下さい。

九月生まれ
自重運の時です。
風通しを良くして下さい。
トラブルの元は早めに片付けましょう。

十月生まれ
上昇運の時です。
地道に仕事をこなしましょう。
努力の先には成功が待っています。

十一月生まれ
停滞運の時です。
悩み、苦労が絶えません。
良き上司に相談してみましょう。

十二月生まれ
衰運気の時です。
予定外のことに遭遇しそうです。
身から出た錆とならぬよう慎重に行動しましょう。

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

六十干支で見るプーチン大統領とゼレンスキー大統領

2月に始まったロシアによるウクライナへの侵攻。
国際社会を巻き込んだ対立は泥沼状態のままです。
この対立軸の人物として挙がるのが、ロシア大統領のプーチン氏とウクライナ大統領のゼレンスキー氏です。
ニュースなどの報道で、皆さんも人物像はイメージできていると思いますが、生年月日の生まれ日に割り当てられた六十干支で的確に読み解くことも可能です。
プーチン氏は丙戌(ひのえのいぬ)の日生まれです。
丙は火の陽。熱く燃え上がる炎のごとくカッとなりやすく感情の起伏が激しい。加えて戌は負けず嫌いの頑固者です。
ゼレンスキー氏は丁亥(ひのとのい)の日生まれです。
丁は火の陰。陰であるため炭火の如く灰を被って目立つ火ではありませんが、丙の起伏とは違いずっと燃え続ける継続性の強さが有ります。また亥は猪突猛進のブレが無いのも特徴です。
今年は壬寅年。壬は水の陽です。
両指導者は共に火の人であり、現状燃え上がっているわけで、今年の気の流れある水が如何に両者の気持ちを沈静化させてくれるかに期待を望むのみです。

記:谷口 尚煕