易占の壁②

前回は易占の学ぶ上で捉え方や手順の難しさをご紹介しました。
それで、クリアになると思いきや次の壁が発生したのです。

易占は占う上で、やり方があります。
そのやり方が本筮法、中筮法、略筮法などです。
一般的なのは略筮法で、下卦→上卦→爻の3回の手順で六十四卦の
確定と初爻から上爻までの六つの爻の確定が出来ます。
時間もかからず、単純明快に答えが出るので広く利用されます。

一方、本筮法、中筮法は略筮法と比べると非常に手間がかかります。
ただ、変爻の用い方が分かりやすく占的に対する答えも非常に詳細に
出せる利点があります。
私が直面した次の壁は、中筮法に於いての陰陽の決定なのです。
コインを使った中筮法を例に挙げると3枚のコインで陰陽を決めます。
表を陽、裏を陰とした場合、その3枚の内の表と裏の数で全体の陰陽が確定するのです。
全て表で陽だった場合、陽が極まったので陰に転じ老陰とします。
全て裏で陰だった場合、陰が極まったので陽に転じ老陽とします。
ここまでは共通認識として受け止められているのですが・・・。

問題のは老陰と老陽以外の陰陽決定です。
とある著名な学者は2枚が表で1枚が裏の場合は陽が多いので陽扱い。
とある著名な易学有識者は、2枚が表で1枚が裏の場合は1枚の方を
主爻(爻のリーダー)として捉えるので陰扱い。
ともに易の世界では有名な方なので道理には納得できるのですが、
いかんせん、陰陽が違ってしまうと結果が全く異なってしまうのです。
恐らく各人、根拠とする説を持っておられると思いますが、私はそこまで学識がありませんので、結果、中筮法は使えないままとなっております。

中筮法の陰陽の決め方について、根拠を持って説明できる方、
是非お知らせください。笑

記:谷口 尚熙