自分だけは大丈夫?

皆さんは楽観主義バイアスと言う言葉をご存知ですか?
心理学用語の一つで、異常事態を過小評価する心理を示すものです。
災害に遭った時でも、「自分だけは大丈夫」と考える行動がまさにそれで、占いを生業にしている私でも依頼人から取れる傾向で、頻度としては高く見られます。
例えば、会話な中でこれまでの経験則なのか自分は運が強いと言い切る人や、手相鑑定に於いて、かじった程度の知識を用いて、自身の線が特殊で良い線だと言い切る人など。一説によれば、一般人の80%が持つ心理行動との研究データも有るようです。
この楽観主義も使い方次第で、逆の行動の悲観主義は過度のストレスを身体に与えて精神的にも追いつめてしまうので、楽観主義とうまく付き合っていく方が無難とも思います。
ただ、楽観主義バイアスは目の前にある現実をキチンと見ないで先送りにし、一切の問題解決に繋がってはいないので、この心理に流されると結構厄介であることは間違い無いようです。
その楽観主義バイアスを、うまく解消してくれるのが占い。
占いは未来予想のツールで非現実的。
現実主義とは真逆なところに位置しているのですが、現実をキチンと認識するための様々な行動パターンを作るキッカケになっている側面は否めません。
占いは自然発生で生まれたのではなく、根拠は科学的に示せなくても、先人たちの知識の集合体であり知恵でもあるのです。
占いと現実主義の組み合わせをもって人生を進むことが合理性を兼ね備えた方法かもしれませんね。

記:谷口 尚煕

 

手相は変わる、変えられる

手相の講座(隔週での実施)で、いつも不思議だなと感じることがあります。
入門クラスでは、線が薄く雑線が多い方もいるのですが、研究科クラスになると、各線が濃くハッキリと線が刻まれていく傾向があります。
また、新しい線が現れたり、ラッキーマークが現れたりと良い変化がみられることも多いのです。
感情線、頭脳線、生命線の、基本的な線の流れが変化するのは時間がかかるものですが、人気運、金運を表す太陽線や開運の印となる向上線など現れやすい線もあります。
一時間、一日、一週間、一か月、半年、一年後と様々ですが、変化していきます。
手相は、簡単に観れる過去の履歴書の様なものであり、現在の気持ちや考え方、生命力など、将来に向けての運気の流れを読み解くこともできるのです。
各線が、強くハッキリしてきますと、ご自身の運気の流れが良くなっている証で、ご自身の生き方が前向きになっていることを表します。
一度、騙されたと思って毎日手を観るようにしてください。
基本的な事柄を正確に判断するのは熟練度がいりますが、手の平の色、手の型、爪の色、雑線の多さ、各線の形態などを感覚的にみて「今日は元気な手だね」とか「少し疲れているね」とか話しかけてください。
毎日観ていると見違えるように良くなってきます。
ソロモン環、フィッシュ、トライアングル、スターなど、ラッキーマークが現れれば、更に運気アップとなります。
(線上に現れればその線の良い意味が、丘上に単体で現れれば丘の良い意味が強くなります)

記:玉木 仁邦

 

 

六月の運勢

誕生月別 易占から観る六月の運勢

21

一月生まれ
慎重運の時です。
積極策は控えて下さい。
希望実現には時間がかかるでしょう。

二月生まれ
衰運気の時です。
願い事は程々がよろしいでしょう。
今は守りに徹して下さい。

三月生まれ
良好運の時です。
喜びごとに心躍ります。
自分本位にならないようにしましょう。

四月生まれ
控えめが肝要です。
問題は内部で解決して下さい。
男性には女難の暗示があります。

五月生まれ
変動期の時です。
情報が正しいか精査して下さい。
衝動買いは後で後悔するでしょう。

六月生まれ
平常運の時です。
親しき仲にも礼儀あり。
発言には十分気を付けて下さい。

七月生まれ
好調運の時です。
誠実な姿勢を忘れないで下さい。
周りからの評価が上がるでしょう。

八月生まれ
停滞運の時です。
今こそ土台を固めて下さい。
危機管理体制が大事です。

九月生まれ
不動運の時です。
口は災いの元!
言動には注意しましょう。

気持ちが不安定気味です。
物事に一貫性がありません。
一呼吸置いてから行動しましょう。

十一月生まれ
小吉運の時です。
何事も始めが肝心です。
問題は早い段階で対処しましょう。

十二月生まれ
盛運の時です。
真心をもって取り組みましょう。
成功の秘訣は先手必勝です。

記:松田有央

写真:赤石光穂