占いと漢字はどっちが古い?

タイトルの占いと漢字はどっちが古いと有りますが、皆さんはどちらと思いますか?
余りにも古すぎて断定は出来ないのですが、状況証拠から行くと占いの方が古いと私は考えます。
先日、姓名判断の依頼を受けて画数以外に漢字の成り立ちを調べていたところ、面白い共通点を見つけました。
「祥」「義」「善」の共通点は何でしょうか?
答えは各漢字に「羊」の文字が入っているのです。
この「羊」が正に占いが古いとのカギになるのです。
「祥」とは、めでたい事や幸いを意味します。
「義」とは、思想道徳概念の良い正しいを意味します。
「善」とは義よ同様良い正しさを意味します。
この三つの共通点は良い、正しいとなるのです。
では何故占いと関連が?
この「羊」は実は神に供えた生贄の「羊」を表し、神へのお伺いの儀式や占いを示すもので、そこから神から得た答えは良い・正しいとの概念から現在の意味が形成されたのです。
となると、漢字の起源よりも前に占いが存在した事になりますね!
漢字の起源を知ると様々な当時の社会背景など知る事が可能ですね。
皆さんは、どんな漢字の起源をご存知ですか?

記:谷口 尚煕

恋する手相 ~金星環~

今年の春は、寒暖差が大きく花冷えのすることがありましたが、ようやく春本番、暖かな季節がやってきました。
春といえば出会いの季節でもあります。
以前にこのコーナーで、三大重要線(感情線、頭脳線、生命線)から見る恋愛志向や傾向の違いを書きましたが、次に参考とする線は金星環であり結婚線です。
恋愛は人の織りなすドラマで、素敵な出会いがあったり、成就せず悲しい恋であったりします。
今回は金星環から観る恋愛傾向を観ていきましょう。

金星環は中指と薬指を半月状に囲む線です。美的感覚、芸術センスに優れた方に表れる線です。
作家、詩人、ダンサー、役者、デザイナー、美術家に多く現れ、男性より女性の手に多く見られる相です。
感受性が豊かで繊細、感性と関わる線なので自然と異性への関心度が高くなります。
この線が全く出ていない方もいらっしゃいますし、薬指側だけとか切れ切れに複数表れる方もいらっしゃいます。
手相入門講座では金星環の線を見つけることが出来ない方が多くいらしゃいます。
見方としては、中指と人差し指を揃え指を伸ばした状態で手の平側にお辞儀させるとわかりやすいです。

1.一本くっきり、ハッキリ切り目が無くつながる。
情熱的に全てを投げ打ってでも恋に生きます。
愛のためなら命をかけてという方も珍しくありません。
この人と決めたら全身全霊を傾けます。

2.切れ切れであるが複数の線できれいな半月状となっている
恋に落ちるのも早く燃えるような恋をされますが、諦めるのも早い傾向があります。

3.線が細かく切れ切れ半月状がはっきりしない
気分にムラがあり、恋愛が長続きしない傾向があります。

4.土星環があり金星環の一部となっている。
困難や障害があっても愛を貫きます。
粘り強さがあります。
男性にこの線があるとストーカー要素が強くなり要注意です。

5.結婚線が金星環と重なる。
玉の輿線です。
素敵な出会いの後、幸せな結婚ができます。

等々、金星環から観る異性との出会いと傾向です。
皆様の恋愛傾向はいかがでしょうか?
ご結婚されている方は、赤い糸で結ばれたパートナーを見つけられましたか?
これからの方は、良い出会いが訪れますよう金星環くっきりハッキリした線を作って下さい。
中指と薬指を揃えて、手の平側にお辞儀する指運動を行うことで線が強くハッキリしてきます。
きっと運命の人の出現がありますよ。

記:玉木仁邦

四月の運勢

誕生月別 易占から観る四月の運勢

花 吹く

一月生まれ
金運が下降気味です。
急な出費が増えそうです。
将来への投資と考えましょう。

二月生まれ
慎重運の時です。
何事も期待通りには進みません。
手順に間違いがないか確認しましょう。

三月生まれ
平常運の時です。
仕事の優先順位を決めましょう。
効率よくはかどります。

四月生まれ
良好運の時です。
物事がスムーズに流れます。
目標を達成することができるでしょう。

五月生まれ
物事を客観的にとらえて下さい。
一歩引いて静観しましょう。
足るを知ることは大事です。

六月生まれ
好調運の時です。
よき協力者に恵まれます。
和を大事にしましょう。

七月生まれ
花に誘われて出かけてみましょう。
気分がリフレッシュします。
自分らしさを大切にして下さい。

八月生まれ
安定運の時です。
家業に力を入れましょう。
内部充実を図って下さい。

九月生まれ
自重運の時です。
風通しを良くして下さい。
トラブルの元は早めに片付けましょう。

十月生まれ
上昇運の時です。
地道に仕事をこなしましょう。
努力の先には成功が待っています。

十一月生まれ
停滞運の時です。
悩み、苦労が絶えません。
良き上司に相談してみましょう。

十二月生まれ
衰運気の時です。
予定外のことに遭遇しそうです。
身から出た錆とならぬよう慎重に行動しましょう。

記:松田有央

写真:赤石光穂