恋する手相 ~金星環~

今年の春は、寒暖差が大きく花冷えのすることがありましたが、ようやく春本番、暖かな季節がやってきました。
春といえば出会いの季節でもあります。
以前にこのコーナーで、三大重要線(感情線、頭脳線、生命線)から見る恋愛志向や傾向の違いを書きましたが、次に参考とする線は金星環であり結婚線です。
恋愛は人の織りなすドラマで、素敵な出会いがあったり、成就せず悲しい恋であったりします。
今回は金星環から観る恋愛傾向を観ていきましょう。

金星環は中指と薬指を半月状に囲む線です。美的感覚、芸術センスに優れた方に表れる線です。
作家、詩人、ダンサー、役者、デザイナー、美術家に多く現れ、男性より女性の手に多く見られる相です。
感受性が豊かで繊細、感性と関わる線なので自然と異性への関心度が高くなります。
この線が全く出ていない方もいらっしゃいますし、薬指側だけとか切れ切れに複数表れる方もいらっしゃいます。
手相入門講座では金星環の線を見つけることが出来ない方が多くいらしゃいます。
見方としては、中指と人差し指を揃え指を伸ばした状態で手の平側にお辞儀させるとわかりやすいです。

1.一本くっきり、ハッキリ切り目が無くつながる。
情熱的に全てを投げ打ってでも恋に生きます。
愛のためなら命をかけてという方も珍しくありません。
この人と決めたら全身全霊を傾けます。

2.切れ切れであるが複数の線できれいな半月状となっている
恋に落ちるのも早く燃えるような恋をされますが、諦めるのも早い傾向があります。

3.線が細かく切れ切れ半月状がはっきりしない
気分にムラがあり、恋愛が長続きしない傾向があります。

4.土星環があり金星環の一部となっている。
困難や障害があっても愛を貫きます。
粘り強さがあります。
男性にこの線があるとストーカー要素が強くなり要注意です。

5.結婚線が金星環と重なる。
玉の輿線です。
素敵な出会いの後、幸せな結婚ができます。

等々、金星環から観る異性との出会いと傾向です。
皆様の恋愛傾向はいかがでしょうか?
ご結婚されている方は、赤い糸で結ばれたパートナーを見つけられましたか?
これからの方は、良い出会いが訪れますよう金星環くっきりハッキリした線を作って下さい。
中指と薬指を揃えて、手の平側にお辞儀する指運動を行うことで線が強くハッキリしてきます。
きっと運命の人の出現がありますよ。

記:玉木仁邦