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夢占いの歴史は古い

先日、古典落語の本を読んでいましたら、夢占いを扱った「御慶(ぎょけい)」と言う演目に出会いました。
内容が富くじを見た夢で大当たりさせる内容ですが、その夢を易者が解読する場面があり、古い昔から夢占いが市井の人達に普及してた事を指し示していますね。

では、夢占いはいつの頃からあったのか?
古語に「夢合」と言う言葉があり、「ゆめあわせ」と読みます。
これは正に、夢を未来予想と合わせる夢占い事で、古事記や日本書紀にも出てくることから、奈良時代には日本でも定着していたようです。

では、日本では自然に夢占いが発生したのか?
答えは否で、どうやら古代中国から輸入されたようです。
20世紀初頭に敦煌(とんこう)の岩窟から夢占いの書物が見つかり、唐の時代の複写と判明しました。
この書物の内容が日本にも伝来したようですね。
更に夢占いの書物では無いのですが、三国志では夢占いの達人も登場することから、紀元前には夢占い自体は存在している根拠となっています。

それだけ歴史のある夢占い。
20世紀初頭にフロイトやユングの登場で心理学の観点から、現在では夢は記憶システムの一部として捉えられ占いの分野から離れつつ有ります。

記:谷口 尚煕

ハーフタイムショー

2023年2月、NFLスーパーボウルが開催されました。
アメリカのプロスポーツで最も人気のあるスポーツイベントで、日本円で600億円の経済効果があるといわれています。
ハーフタイムショーも毎年世界のトップミュージシャンが選ばれていて、今年はリアーナ(35歳)が出演しました。
第2クォーターから第3クォーター間の休憩20分、13分のパフォーマンスが行われ、本編(試合)を上回る人気を集めました。
彼女にとっては、2018年グラミー賞受賞式以来のパフォーマンスで、ショーの中では第二子を妊娠中であることを発表しています。

リアーナの手相を観てみました。

① 感情線
人差し指と中指の間に綺麗な孤を描いています。
周りの人など愛情豊かに接し、特に家族やパートナーに対して愛情を注ぎます。

② 生命線と頭脳線の起点
「離れ型」で意志が強く、目標や決めたことを必ずやり遂げる性格です。

③ 頭脳線
二重頭脳線は、豊かな才能に溢れる人に表れます。
音楽では、ラップ、ヒップホップ、R&B、POPなど幅広いジャンルで才能を発揮されながら、ダンサー、シンガーソングライター、モデル、女優、レコードプロデューサーなど多彩に活躍されています。

④ソロモン環
願い事が叶う強運の印です。

④ 結婚線
上部に縦線が三本入っている印象的な線です。
これは、パートナーと愛情表現が上手くいっていることを表しています。

現在、しあわせ度マックスでしょうね。
また、母国バルバドスでは国の英雄として称えられ、リアーナの祝日も制定されているそうです。
しあわせな手相を拝見出来ました。
今後ともご活躍をお祈り申し上げます。

記:玉木 仁邦

 

三月の運勢

誕生月別 易占から観る三月の運勢

一月生まれ
慎重運の時です。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
節度をもって行動しましょう。

二月生まれ
障害運の時です。
何事も最初が肝心です。
まずは目の前の問題を解決しましょう。

三月生まれ
身の回りを片付けましょう。
整理整頓で快適な生活ができます。
程よい空間は心地よいものです。

四月生まれ
好調運の時です。
花の香りに誘われてお出かけしましょう。
春の息吹に癒されますよ!

五月生まれ
盛運の時です。
協力し合うことで成果が倍増します。
阿吽の呼吸でやり遂げましょう。

六月生まれ
良好運の時です。
新しいスタートラインに立ちました。
前方をしっかりと見据えて一歩踏み出しましょう。

七月生まれ
「急いては事を仕損じる」
焦ってはいけません。
余裕をもって行動しましょう。

八月生まれ
夜明け前の一番暗い時です。
明けない夜はないのです。
今は辛抱してじっと耐えましょう。

九月生まれ
衰運気の時です。
浮かれ気分に影がさします。
現状を見つめ直しましょう。

十月生まれ
上昇運の時です。
追い風が吹いています。
時流に乗って早めに動いて下さい。

十一月生まれ
お疲れモードに入りました。
心身ともに休養を取りましょう。
「体はスリムに心は豊かに」が理想です。

十二月生まれ
独断は禁物です。
過信は失敗を招きます。
周囲の意見を参考にしましょう。

 

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

受験合格のための縁起あれこれ

2月も半ば、受験シーズン真っ盛りですね。
一生懸命に勉学に励んでも受験当日の健康状態で実力を発揮できない事など、運などに左右される事もあります。

今回は、合格への運気アップとなる縁起担ぎをご紹介。
不安のある方はお試しください。

1.合格ラッキーカラー
四柱推命の生まれた日の十干(日干)が分かれば知識運をアップする色が決まります。

甲・乙(五行が木)の日生まれ→黒

丙・丁(五行が火)の日生まれ→青か緑

戊・己(五行が土)の日生まれ→赤

庚・辛(五行が金)の日生まれ→黄

壬・癸(五行が水)の日生まれ→白か金

このラッキーカラーを身に着ける事で合格運アップへ。

2.人差し指の指輪
人差し指下の膨らみを木星丘と言い、ここを囲む線をソロモン環と言います。
このソロモン環は古代イスラエルの第3代のソロモン王を由縁とし、神に知恵を求めた事で有名です。
ソロモン環の線を持つ人は天の助けがあり、無い場合は、人差し指に指輪をはめる事で、その恩恵を授かる事が出来ます。

3.吉方位
奇門遁甲と言う方位術では丁奇得使と鬼遁が現れる方位が受験には有効だそうです。
丁奇得使は知性と勝負力がアップ。
鬼遁は要領良く物事を進め、奇襲攻撃に向き試験でも相手を出し抜く効果が有ります。

記:谷口 尚熙

学問の神様 菅原神社天満宮。
正式名称は手取天満宮です。

手相がきっかけ?

先月、音楽家・高橋幸宏氏の訃報がありました。
世界的に有名なテクノポップバンド「YMO」イエローマジックオーケストラの一員で、メンバーは細野晴臣氏、坂本龍一氏の三人です。
1978年結成されたYMOは、細野氏が日笠雅水氏(YMOのマネジャー)に人選を依頼、坂本氏を推薦し、高橋氏を招いて三人でセッションをすると最高の演奏だったそうです。
高橋氏の手相を観ると、左右両手がますかけ線(運気が強く、天才的なひらめきの持ち主)ということで決定されたそうです。
細野氏には三奇線があります。
頭脳線は坂本氏も含め大きな孤を描き下垂します。
音楽、芸術的な才能に溢れる手相です。
世界的な音楽バンドの結成に手相が影響していたとはびっくりですね。
また、美術家の横尾忠則氏も、構想段階でメンバーになる予定だったそうですが、絵の締め切りに追われ参加できなかったそうです。

手相を観るとは、未来を知ることです。
手相は誰一人として同じ手相はありません。
生まれ持った才能や、積み重ねた来た努力が手相に表れます。
逆に、性格の欠点や衰運の時も手相は示してくれます。
弱い手相でも、悲観することは何一つありません。
行動や物の見方、考え方を変えることで、手相は大きく変化します。

記:玉木 仁邦

 

二月の運勢

誕生月別 易占から観る二月の運勢

一月生まれ
好調運の時です。
本業に専念して下さい。
柔軟な態度で接しましょう。

二月生まれ
平常運の時です。
自然体で臨みましょう。
飾らない姿勢が評価を受けます。

三月生まれ
「初心忘るべからず」
我欲を捨てて無心になりましょう。
客観的に物事をとらえて下さい。

四月生まれ
発展運の時です。
今までの積み重ねが良い結果を生みます。
緊張感を持ち行動しましょう。

五月生まれ
低迷運の時です。
極寒の中にいる状態です。
ひたすら現状維持に努めましょう。

六月生まれ
慎重運の時です。
まだまだ実力不足です。
目上の人の意見を参考にしましょう。

七月生まれ
盛運の時です。
物事の完成も近いようです。
探していた失せ物も出てくるでしょう。

八月生まれ
順調運の時です。
サポート役に適しています。
誤解を生まないよう気をつけましょう。

九月生まれ
アンバランスな状況です。
心身ともに調和を保ちましょう。
適度な距離も大切です。

十月生まれ
衰運期の時です。
生活環境を改めましょう。
まずは整理整頓から始めて下さい。

十一月生まれ
上昇運の時です。
問題をクリアしながら上を目指しましょう。
周りにも気配りを忘れずに。

十二月生まれ
今一度立ち止まって下さい。
これまでのことを振り返り反省しましょう。
改心した上で前を見据えて下さい。

 

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

麻雀は風水に通じる?

以前に、この協会のコラムで触れたことがありますが、その時の内容が麻雀牌デザインの謂れについて様々な占いの要素を含んでいると言ったものでした。
今回は、その中で三元牌(さんげんぱい)についてのお話。
三元牌とは「白・發・中(はく・はつ・ちゅん)」の3つを指します。
なぜ、三元牌と言う名称なのか?
なぜ、まっさら・發の緑文字・中の赤文字のデザインなのか?
これらの点については諸説あり、結局のところは謎な部分が多い状況です。
その中で1つの説に面白いものが。
それは風水思想を反映させてるのではと言うもの。
中国の風水では三元九運と言う時間サイクルの捉え方があり、六十干支の一巡りを1元とし、それが3回目で九星との組み合わせが完了する流れです。
1回目が上元、2回目が中元、3回目が下元となり、上元の最初は甲子と一白水星。中元の最初は甲子と四緑木星。下元の最初は甲子と七赤金星となります。
上元中元下元は三元と言いますし、それぞれ最初の九星の色は白發中のデザインカラーと一致しますね。
他の麻雀牌もピンズの星やマンズの伍だけニンベンが付いているなど占い要素が多くあり、この三元牌についても占い要素が有ってもおかしくないですね。

記:谷口 尚煕

 

2023年の手相開運法

2023年が始まりました。
(暦上正式には立春をもって年が変わります)
2023年の干支は「癸卯」年、九星は「四緑木星」です。
よく十年一昔(じゅうねんひとむかし)といわれます。
この十年とは、干支の十干、十二支の10年のことです。
十干は、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸と順番に年は巡ります。
今年は10番目の癸になります。
癸は季節が冬にあたり、草木が枯れ四方の水路がハッキリする様子を表し、次年度からの新たな10年に向かう準備の年となります。
繁茂を表す卯年に正しく剪定し、筋道を立てることが必要な年なのです。

手相の観点から今年の開運方法を観てみましょう。

手相‗反抗線

第二火星丘に感情線と頭脳線の間に表れる線は「反抗線」とよばれ、曲がったこと大嫌いで、正義感に溢れる信念と情熱の線なのです。
この線をお持ちの方は、新しい10年に向けて飛躍の年となります。


また、四緑木星は風の意味があり、旅行線にクロス、島のある方は旅行を控えて下さい。
移動中での事故、トラブルには要注意となります。

今年は、手相の基本を表す感情線、頭脳線、生命線の三大重要線を鍛えることが重要です。
指体操等をして強くハッキリした線を作り、良い運気を引き寄せて下さい。

【指体操の仕方】

●感情線

中指、薬指、小指を揃えて、手の平側にお辞儀をするように折り曲げる。

●頭脳線
人差し指、中指、薬指を揃えて、手の平側にお辞儀するように折り曲げる。

●生命線
人差し指、中指、薬指、小指を揃え、親指の先を小指方面に折り曲げる。

毎日、1セット各10回で3セット行って下さい。
感情線は、安定した感情、タフな精神力を築きます。
頭脳線は、集中力、発想力、持続力を養います。
生命線は、健康力アップ、個人の魅力、行動力、運気アップにつながります。

皆様が手相を通じ、2023年が良い年になりますように祈念いたします。

記:玉木 仁邦

 

一月の運勢

誕生月別 易占から観る一月の運勢

一月生まれ
発展運の時です。
積極的に動いて下さい。
新しいことに挑戦しましょう。

二月生まれ
良好運の時です。
新しい目標を立てましょう。
部署の移動もあるかもしれません。

三月生まれ
盛運の時です。
追い風が吹いています。
臨時収入も期待できるでしょう。

四月生まれ
平常運の時です。
新企画のアイディアを練りましょう。
チャンスを待ちながら力を蓄えて下さい。

五月生まれ
倹約をしましょう。
虚栄心を捨てて手堅くいきましょう。
最終的には吉となります。

六月生まれ
守りに徹する時です。
人の世話で苦労しそうです。
物事を客観的に観て冷静に判断しましょう。

七月生まれ
好調運の時です。
喜び事が多くなります。
誘惑には気を付けましょう。

八月生まれ
慎重運の時です。
相手の話をよく聞きましょう。
誠意をもって対応して下さい。

九月生まれ
気持ちがイライラ気味です。
リラックスできる趣味を見つけましょう。
散歩も心身を整えてくれますよ。

十月生まれ
一年の始まりの月です。
安定した運気に恵まれています。
叶えたい望みは「今」です。

十一月生まれ
問題解決の時です。
時期を逃さず一気に進めましょう。
断固とした姿勢が大事です。

十二月生まれ
上昇運の時です。
物事がスラスラ運びます。
油断しすぎに注意しましょう。

 

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

宿命、運命、・・・そして天命?

以前にこのブログにて、命(めい)についてのお話をしました。
その際に命(めい)とは天から与えられしモノと言う意味について語ったわけですが、四柱推命に於いては便宜上、命を2種類に分けて考えます。
それが宿命と運命です。
宿命とは、人の生年月日に与えられた性質や才能で変更が効かないモノ。
運命とは、巡ってくる天が作り出すムードで自身の判断で結果が変わるモノです。
運命を「さだめ」と言う言い方で、変更が効かないようなイメージが有りますが、四柱推命上では運命は巡ってくる性質および特徴のみ指し示すので決して確定事項としては取り扱わないのです。
この「さだめ」に当てはまるのが「天命(てんめい)」になると考えられます。
占いの分野では確定事項で答えの出る「断易」が天命を探る分野に入りますね。
先日、福岡の四柱推命講座の生徒さんとお話ししてましたら、受講の動機が正に天命では?と思わせる内容だったのです。
その生徒さん自身は、全く占いの類には興味が無く、登山などのアウトドアを好まれる方だったのですが、長野へ登山に行った際に松本市にある「四柱神社(よはしらじんじゃ)」に何気なく立ち寄ったそうです。
それから間もなくカルチャースクールで四柱推命講座の募集案内を見た際に、頭の片隅の四柱神社が思い起こされ、講座が非常に気になったらしく、それを動機に受講。占いの魅力にドップリ嵌まり、今では福岡教室の最古参レベルの生徒さんに。笑
元々占いが好きとかの動機は良くある話ですが、四柱の名称が動機とは。笑
これこそ、宿命や運命の枠から離れた「天命」の分野になるんでしょうね。
皆さんは「天命」感じ取った事有りますか?

記:谷口 尚煕