手相を観るのは左手?それとも?

手相は、「右手で観るか左手で観るのか」聞かれることが多くあります。
結論から申し仕上げますと、私の場合左右両手の要素全て参考にします。
ブログでも以前にも書きましたが、再度まとめて見ました、
手相の見方として下記のような説があります。

①男性は左手で、女性は右手で観る
②女性は左手で、男性は右手で観る
③右利きは左手を、左利きは右手で観る

まずは①の説です。
男性は左手で女性は右手で観るという根拠となるのは、東洋の占い陰陽説を由来としています。宇宙の根源となるものは、全て陰と陽の二つの気から生じるという考え方です。
上下、天地、男女、左右、大小、勝負、明暗、強弱、主従等々の対義関係になる二字熟語があります。例えば「天地」天は陽、地は陰、「男女」男は陽、女は陰、「左右」左は陽、右は陰といった具合で、男は(陽)=左手で(陽)、女は(陰)=右手で(陰)といったところが根拠となっているのです。

②の説は、脳の生理学、機能が起因とされ、右手の手相には左脳の働きが出るといわれています。
左脳には、論理的、計算、言語、社会的な思考が表れます。
右脳には、情緒的、直感的、やさしさ、思いやりなどが表れます。
ですから、社会的男性は右手で、やさしさの女性は左手でみるということが根拠となっています。
(現代では、社会でバリバリ働く女性もいらしゃいますし、ひらめきや直感力のある男性も数多くいらっしゃいます)

③も脳との関係で、右利き腕は良く使うから線の変化が多く左手が生まれ持った資質(左利きは逆)であるという考え方です。
それぞれの手相の右手を観るか左手を観るか考え方の根拠はお分かり頂けたと思います。

①、②、③説それぞれ一理はあるのですが、片手落ちの感は否めないですね。
やはり両手に表れる変化を観て、よりよい運気を引き寄せていきたいですね。

記:玉木  仁邦