「易占当たる。」

熊本とではコロナ感染も一段落し、飲食店では多少なりとも活気を取り戻しつつあります。
そんな中、熊本駅前で立ち飲み居酒屋を経営されてる方のご好意で、店の入り口付近にて路上易占を2時間程度ですがやっております。先日は雨が降り人通りも少なく、占い依頼数はゼロとなりそうな気配がしたので依頼数がどうなるかを易占してみました。
得た結果は「火山旅(かざんりょ)の四爻(よんこう)」でした。火山旅とは易経六十四卦の56番目で、意味するところ昔の旅は情報が少なく心もとないもので、不安を抱えて行くことから、孤独や不安定などを示します。それを踏まえて依頼数はゼロと判断し、結果はゼロでした。笑
ただ、四爻には「資斧を得て、快しからず」と漢文があります。これは資財(お金)を得てるのに心が満たされない意味です。四爻である事は何故なのか?と疑問に思っていたら、店の方が鑑定料としてお金を渡しに来られました。立ち話で易占ではなく別の方法で軽く占っただけで、私自身としては鑑定に入れてなかったにも関わらず、店の方は鑑定として満足されていたようです。
「資斧を得て、快しからず。」鑑定料もらいながら、私自身の鑑定としては納得のいくものでは無かったと易は言い当てたのです。笑
易占を立てるたびに、その未来予知の的中率には驚かされます。
皆さんも易占やってみませんか?

記:谷口 尚熙