先日、さるイベントにて手相鑑定会に参加いたしました。
その際に、お客様から手相と四柱推命の占いの捉え方について
質問を受けました。
単純に言えば、形で捉える占いの「相(そう)」に手相は
入り、生年月日で占う「命(めい)」に四柱推命は入ります。
ただ、一般の方は手相も四柱推命も占いと言うだけで、
その特性についてはご存知のない方が多いようです。
私は手相は行動心理を捉えたものと考えます。
自身の行動や取り巻く環境が、手の平の膨らみや線を作ります。
その膨らみや線の傾向が、行動特徴を端的に捉えて未来に
於ける行動パターンを想定します。
つまり、手相は現在の行動がどんな未来を描く可能性を
秘めているかを事前に知る方法と言えるでしょう。
一方、四柱推命は自身の行動よりは、取り巻く社会の流れ、
つまりムードを事前に捉える占いと言えるでしょう。
陰陽五行と十二支の持つ60パターンのムードが、自身への
行動にどのような影響を与えるのか?前もって知る事で、
人生スケジュールの計画に非常に役立ちます。
行動心理の手相、ムード読みの四柱推命。自分がその時、
何を占いで知りたいのかで使い分けたら有効活用の度合いが
上がりますね。
記:谷口 尚煕









