二月の運勢

誕生月別 易占から観る二月の運勢

IMG_0954

一月生まれ
後退運の時です。
勢い任せでは支障をきたします。
現状維持を心がけ周囲に目を配りましょう。

二月生まれ
良好運の時です。
誠実な態度が周囲に認められます。
仕事の評価も上がるでしょう。

三月生まれ
物事をよく観察して下さい。
本質を見極めましょう。
厳しい助言にも耳を傾けて下さい。

四月生まれ
順調運の時です。
正確な状況判断が必要です。
行動に移すときは迅速にしましょう。

五月生まれ
不安定な状況です。
優柔不断は信頼を損なう可能性があります。
不退転の決意で臨みましょう。

六月生まれ
上昇運の時です。
新しい一歩を踏み出しましょう。
今までの努力が実になります。

七月生まれ
好調運の時です。
新しい出会いがあるでしょう。
真心をもって接して下さい。

八月生まれ
立春の候です。
厳しい冬が明けようとしています。
でもまだ春遠く、油断しないで下さい。

九月生まれ
慎重運の時です。
書類は二度三度確認して下さい。
落ち着いて処理しましょう。

十月生まれ
盛運の時です。
仲間と協力し合いましょう。
左右のバランスが大事です。

十一月生まれ
平常運の時です。
人と比べてもきりがありません。
自分の得意分野を伸ばしましょう。

十二月生まれ
高望みは止めましょう。
目標は少しずつ上げた方がいいです。
身の丈に合った生活をして下さい。

 

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

手相は変わる、変えられる

手相の講座(隔週での実施)で、いつも不思議だなと感じることがあります。
入門クラスでは、線が薄く雑線が多い方もいるのですが、研究科クラスになると、各線が濃くハッキリと線が刻まれていく傾向があります。
また、新しい線が現れたり、ラッキーマークが現れたりと良い変化がみられることも多いのです。
感情線、頭脳線、生命線の、基本的な線の流れが変化するのは時間がかかるものですが、人気運、金運を表す太陽線や開運の印となる向上線など現れやすい線もあります。
一時間、一日、一週間、一か月、半年、一年後と様々ですが、変化していきます。
手相は、簡単に観れる過去の履歴書の様なものであり、現在の気持ちや考え方、生命力など、将来に向けての運気の流れを読み解くこともできるのです。
各線が、強くハッキリしてきますと、ご自身の運気の流れが良くなっている証で、ご自身の生き方が前向きになっていることを表します。
一度、騙されたと思って毎日手を観るようにしてください。
基本的な事柄を正確に判断するのは熟練度がいりますが、手の平の色、手の型、爪の色、雑線の多さ、各線の形態などを感覚的にみて「今日は元気な手だね」とか「少し疲れているね」とか話しかけてください。
毎日観ていると見違えるように良くなってきます。
ソロモン環、フィッシュ、トライアングル、スターなど、ラッキーマークが現れれば、更に運気アップとなります。
(線上に現れればその線の良い意味が、丘上に単体で現れれば丘の良い意味が強くなります)

記:玉木 仁邦

 

 

占いと漢字はどっちが古い?

タイトルの占いと漢字はどっちが古いと有りますが、皆さんはどちらと思いますか?
余りにも古すぎて断定は出来ないのですが、状況証拠から行くと占いの方が古いと私は考えます。
先日、姓名判断の依頼を受けて画数以外に漢字の成り立ちを調べていたところ、面白い共通点を見つけました。
「祥」「義」「善」の共通点は何でしょうか?
答えは各漢字に「羊」の文字が入っているのです。
この「羊」が正に占いが古いとのカギになるのです。
「祥」とは、めでたい事や幸いを意味します。
「義」とは、思想道徳概念の良い正しいを意味します。
「善」とは義よ同様良い正しさを意味します。
この三つの共通点は良い、正しいとなるのです。
では何故占いと関連が?
この「羊」は実は神に供えた生贄の「羊」を表し、神へのお伺いの儀式や占いを示すもので、そこから神から得た答えは良い・正しいとの概念から現在の意味が形成されたのです。
となると、漢字の起源よりも前に占いが存在した事になりますね!
漢字の起源を知ると様々な当時の社会背景など知る事が可能ですね。
皆さんは、どんな漢字の起源をご存知ですか?

記:谷口 尚煕

十二月の運勢

誕生月別 易占から観る十二月の運勢

一月生まれ
転移の時です。
人事異動、転勤、転職にご縁ありそうです。
一人ぶらり旅行もいいでしょう。

二月生まれ
良好運の時です。
気の合う仲間と円卓を囲みましょう。
にぎやかな年の瀬になりそうです。

三月生まれ
単独行動がいい時です。
的を絞ってみましょう。
「二兎を追う物は一兎をも得ず」と言います。

四月生まれ
平常運の時です。
散歩道を変えてみましょう。
遠回りが思わぬ効果を出しますよ!

五月生まれ
好調運の時です。
誤りに早く気付くことで難を逃れます。
方向転換することも視野に入れて下さい。

六月生まれ
慎重運の時です。
高望みは禁物です。
身丈に合った行動を心がけましょう。

七月生まれ
盛運の時です。
来年に向けて先行きが明るいようです。
温存していた企画を提案しましょう。

八月生まれ
順調運の時です。
良き協力者に恵まれます。
恋愛は三角関係に気を付けましょう。

九月生まれ
上昇運の時です。
チャンスをしっかりつかみましょう。
本からたくさんの知識を得て下さい。

十月生まれ
喜び事が多い時です。
積極的に人と交流を持ちましょう。
留意することは羽目を外し過ぎないことです。

十一月生まれ
お部屋の整理整頓をしましょう。
失くしたものが見つかります。
心身ともにすっきりしますよ。

十二月生まれ
一年の締めの月です。
色々反省し来年につなげて下さい。
人生のシュミレーションを立ててみましょう。

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

北は大切にする場所

皆さんはマンション購入などの時に、部屋の配置が東西南北それぞれのパターンがあった場合、どれを選びますか?
一番人気が有るのが南。人気が無いのが北でしょう。
北側は日当たりが悪く、冬場は冷え込みがキツく働くなどネガティブな理由がそれなりに多いです。
ただ、家相的には良い意味も多くあります。
北は四方位の中で温度が最も低い事から貯蔵の意味を成していて、秘密や信頼、男女の愛情に関係が深く大事にするものが集まるとの事。
古来より北は夫人を意味して豊臣秀吉夫人は「北政所」、身分の高い人の正妻を北の方などと言いますが、これは平安時代の貴族の家屋建築である寝殿造において家族などのプライベートスペースは北に配置しており、そこから正妻を北の方と言うようになったようです。
江戸時代の大奥も江戸城の北側に配置されています。
つまり主人が最も大事にしたいものを自然と北に配置したのでしょうね。
また、北に位置する部屋は、神は北に座して南を向き万物を決める背景から、北は万物を生み出す根源とも見られ、夫婦運や子宝運に縁が有るそうです。
同様に五行にゆかりのある東西南北の四神相応で北に山を配置しますが、怖い妻を表す山の神は元々、春に山を下りて、秋に山へ戻る間に作物を生み出す神として考えられており、春夏秋冬を方位で捉えると、やはり山の神は北に配置となりますね。北と妻の関係がここでも見れますね。
みなさんの大事にしたいものが有りましたら、北に配置されてみたら如何ですか?

 記:谷口 尚煕

ドラマが教えてくれた未来への再認識

日頃はドラマなど興味のない私が、今回の4月スタート分については何と!3本も見続けました。恋愛ドラマ2本と学園モノ2本。笑
特に金曜日夜10時から放送だったTBS制作の「リコカツ」が面白かったですね。
「未来はつくるもの。」
これはドラマの中で女優の宮崎美子さんが発したセリフで、離婚した2人が過去に拘り進めないでいる状態に後押しした一言であり、占い師としての原点を考えさせられたものとなりました。
占いは運勢の波を捉えて未来の吉凶だけを考え一喜一憂をしがちですが、未来とは必ず自分の意志が少なからず反映されているのです。つまり自身が未来形成に積極的に関わって行けば、その結果が良い悪いに関わらず、納得したものになっていると言う事ですね。
「未来はつくるもの。」
このセリフは、昨今、相談者が吉凶をメインに問い合わせる事に影響受けて、アドバイスが吉凶ばかりになりがちだった自分を戒め再認識させるキッカケとなりました。

記:谷口 尚熙

巫の文字は何の形?

皆さんは「巫」の文字を見かけた事ありますか?
有るとすれば、きっと「巫女(みこ)」という言葉で御存じなのでしょう。この「巫」と言う文字、フもしくはカンナギと読み、これの意味するところ、神を祀り神に仕え神託を伝える人々を指し示します。ですので「巫女」は、まさに神職に携わる女性です。易占で使う「筮竹(ぜいちく)」の筮は竹の棒で神託を得る事をそのまま文字にしているわけですね。
ところで、この「巫」の文字がどうして神託を意味するのか?漢字の作りで「工」の部分について、上の横線が天を示し、下の横線が地を示し、縦棒が天と地をつなぐ様を示すそうです。そして人の文字が2つあるのは、神託を天から地に下ろす際に人々が踊り祈る様を表してるそうで、甲骨文字にも形として残っている事から天に物事の判断を問う行為は人類の誕生と共にスタートしたのかもしれませんね。
ところで、今回「巫」の文字を調べていて、その起源が分からなかったモノが一つあり、それが「噬(ぜい)」の文字です。易経の「火雷噬嗑(からいぜいこいう)」にも出てくる文字で噛む・食べるを意味しますが神託とは無関係。文字の作りだと口から天の言葉が出てくるみたいな意味になりそうなのですが。
どなたか由来をご存知の方いらっしゃいますか?

記:谷口 尚熙

 

 

三奇線

手相には、三奇線と呼ばれる線があります。
下記の三本線の組み合わせで構成されます。

【運命線】
手の平下部から中指に向かう縦の線。
仕事や環境の変化など、一生運の流れを表します。

【太陽線】
薬指の下から手首の方に向かう縦の線。
名声や成功、金運を表します。
また、人からの引き立てやサポートなど無形の財産も表します。

【財運線】
小指の下から手首側に向かう線。
財運や金運を暗示しています。
運命線や太陽線と一緒に出る場合が多いです。

どのような組み合わせかというと、三本の線の起点がそれぞれの線と繋がり熊手状になっていることが条件となります。

【運命線】
途中で切れていない、クロス、島など障害となる線がない。
運命線がくっきりしているのは、一生運が強く、仕事も成功することを表します。

【太陽線】
頭脳線下部迄伸びる長い太陽線が必要です。
金運、人気運を表します。長い太陽線は収入を得るセンス、才能に溢れます。
また、人からの引き立てやカリスマ性があります。

【財運線】多くの人の財運線は水星丘内で留まりますが、第二火星丘を経て頭脳線下部迄伸びることが条件です。
長い財運線は、貯蓄、資産運用に優れたセンスと力があります。

それぞれの線が火星平原の下部で繋がります。
この三本の線の特徴が一本化する事は、最強の線となり大成功をおさめ億万長者なる可能性が高くなるのです。
三奇線は珍しい線です。大企業の創業者や芸能人にみられます。
近い線があれば努力することで三奇線になります。
一度、ご自身の手をチェックしてみてはいかがでしょうか。

記:玉木  仁邦

 

 

ペットの姓名判断

昨日まで開催の公益財団法人日本アニマルトラストのイベントで、手相鑑定会の傍ら「ペットの姓名判断」を実施しました。発案当初は正直半信半疑だったのですが、以前飼っていた猫の姓名判断をしてみたところなるほどと驚きの発見があり、命名について色々思うところがありました。現地に向かう電車の中でふと「ラッキーって画数はどうなんだろう ? 」と思い調べると 9 画、ひらがなでも 9 画…よく有りがちな名前なのでもしかすると?と頭のどこかで思いながら本を閉じました。
A4 の小さな看板に目を向けて下さった方が数名、今大事に育てている愛犬の姓名判断をと来られました。なんとその中に「ラッキー」もいたのですね。

戸川ラッキー ちゃん ( 8 歳オス)
天運位 7 画 人運位 5 画 地運位 9 画 外運位 11 画 総運位 16 画

五行のバランスはまずまずも、やはり気になるのが地運位の 9 画でした。立派な成犬であり幼少期の頃、事故やトラブルがなかったかお聞きしましたが、そのような事はなく元気に育ったとのことでした。他の画数は吉数、それぞれの画数についての説明をした上で、一生運を司る総運位は 16 画で凶を吉に変える数に恵まれること、そして何より飼い主さんの愛情厚く守られた環境にあることがラッキーちゃんの運であることをお伝えすると喜ばれていました。今後も急なトラブルなどには十分気を付けてあげて下さいね、と念を押しアドバイスいたしました。
人間もそうですが、姓名判断では大概難ありの箇所に目が向きます。長年、親しみを持って使ってきた大切な名前ですから、簡単に改名が最良とは言い切れません。実際に育ちや現在取巻く環境が多いに運を左右することを加味しつつ、姓名学に則った運勢を正しく伝えることが必要でしょう。
ただし、これから命名・改名の際には、ぜひ姓名判断を活かして欲しいですね。

 

記:越山真知央

森の光

元気、勇気、強気、覇気、陽気、病気、弱気、根気など「気」に関する言葉が沢山あるように「気」は目には見えないものでありながら、重要な役割を持っています。
今、もっとも世の関心が高まる「気」といえば「景気」ではないでしょうか。年始早々、日経平均株価が戦後初めての6日続落を記録する幕開けとなったのは記憶に新しいところです。株価変動は数字で評価されるもの、しかしそれは表向きで内面には「気」が大きく作用しているものです。数字が上がれば「気」も陽へと、下がれば「気」は陰へとおもむきます。つまり現状から感じる「景気」を人々がどう思っているかが、行動となり数字に表れるものです。表向きのみの変化を臨んだとしても、内面が伴わない限りは無理が生じ有効な手段とは程遠いでしょう。純粋に良い「気」を感じる様に意識できれば流れを大きく変えることができるのではないでしょうか。
個人においても同じく、「気」は運を変える肝心要の鍵となります。良い時もそうでない時もめぐり行く「気」をどう受け入れ、どのような行動に移すかが、運の成否とつながることでしょう。たとえ問題事に遭遇しても、対処法を上手く踏み、もし自分一人で解決できないとこであれば心許せる方や有識者に相談することも視野に置くといいですね。どうしようもなく重く苦しい気持ちも、一言聞いて貰うだけで「気」が軽くなることもあるものです。「病は気から」という言葉があるように、決して「気」が取り残されたり澱んだりしないように気を付けることは大切です。常に良い気の流れを取り入れ循環させていきましょう。
良い「気」を取り入れることも開運法となります。付き合う人、環境、言葉も自分にとってプラスの要素を引き出してくれるかどうか考えてみましょう。もしも良い「気」を感じる事ができないのであれば、心地良さを求めどんどん取り入れるように努めることです。
占いに加え「気」の流れを変えていくことで、あなたの人生がより充実したものにつながれば嬉しく思います。

記:越山真知央