宿命、運命、・・・そして天命?

以前にこのブログにて、命(めい)についてのお話をしました。
その際に命(めい)とは天から与えられしモノと言う意味について語ったわけですが、四柱推命に於いては便宜上、命を2種類に分けて考えます。
それが宿命と運命です。
宿命とは、人の生年月日に与えられた性質や才能で変更が効かないモノ。
運命とは、巡ってくる天が作り出すムードで自身の判断で結果が変わるモノです。
運命を「さだめ」と言う言い方で、変更が効かないようなイメージが有りますが、四柱推命上では運命は巡ってくる性質および特徴のみ指し示すので決して確定事項としては取り扱わないのです。
この「さだめ」に当てはまるのが「天命(てんめい)」になると考えられます。
占いの分野では確定事項で答えの出る「断易」が天命を探る分野に入りますね。
先日、福岡の四柱推命講座の生徒さんとお話ししてましたら、受講の動機が正に天命では?と思わせる内容だったのです。
その生徒さん自身は、全く占いの類には興味が無く、登山などのアウトドアを好まれる方だったのですが、長野へ登山に行った際に松本市にある「四柱神社(よはしらじんじゃ)」に何気なく立ち寄ったそうです。
それから間もなくカルチャースクールで四柱推命講座の募集案内を見た際に、頭の片隅の四柱神社が思い起こされ、講座が非常に気になったらしく、それを動機に受講。占いの魅力にドップリ嵌まり、今では福岡教室の最古参レベルの生徒さんに。笑
元々占いが好きとかの動機は良くある話ですが、四柱の名称が動機とは。笑
これこそ、宿命や運命の枠から離れた「天命」の分野になるんでしょうね。
皆さんは「天命」感じ取った事有りますか?

記:谷口 尚煕

 

反抗線

早いものですね、2022年もあと少しとなりました。
年の初めに、手相から観る開運ということで「2022年の金運は?」のお話をしましたが、皆様の太陽線にはどの様な変化がありましたか?
来年2023年は癸卯年、新しい芽生え変化のための門を開く年です。
新型コロナウィルスも第八波の流行の兆し、年金問題や物価高や世界的経済の減速など懸念材料は尽きないです。
不安要素の多い時代、手相で観ていただきたいのは「反抗線」です。
感情線と頭脳線の間、第2火星丘に横向きに出る線です。
「反抗」とつくと、何かとマイナスのイメージがありますが、視点を変えれば魅力的な線です。
一言で言い表しますと、「曲がったこと大嫌い」で、正義感に溢れる信念と情熱の線なのです。
この線がある方は、来年はチャンス到来です。
ない方や線の薄い方は、手のひらの反抗線のあたりを爪などで刺激しながらマッサージしてください。
来年に向けて、開運となります。

記:玉木 仁邦

写真はイギリスの世界的に有名なロックシンガーの手相です。

十二月の運勢

誕生月別 易占から観る十二月の運勢

一月生まれ
好調運の時です。
これまでの活動が評価を得ます。
見極める力、洞察力を高めましょう。

二月生まれ
静観運の時です。
「君子危うきに近寄らず」
空回りしないよう気を付けましょう。

三月生まれ
慎重運の時です。
何事も最初が肝心です。
周囲をよく見て行動しましょう。

四月生まれ
良好運の時です。
心身ともにバランスが大事です。
節度ある生活を心がけましょう。

五月生まれ
規律順守の時です。
小さなミスが大事につながります。
約束は優先しましょう。

六月生まれ
指導的立場になりそうです。
大いに知識を磨きましょう。
言葉には魂が宿ります。

七月生まれ
周りの影響を受けやすい時です。
優柔不断は禁物です。
毅然とした態度が望まれます。

八月生まれ
上昇運の時です。
お部屋を整理整頓しましょう。
よい気の風が舞い込みます。

九月生まれ
停滞運の時です。
先行きが不透明です。
落ち着いて状況を把握しましょう。

十月生まれ
衰運気の時です。
実力、経験が不足しています。
新しいスキルを身に付けましょう。

十一月生まれ
平常運の時です。
空気の入れ替えはこまめにしましょう。
心も体もリフレッシュ!

十二月生まれ
盛運の時です。
日々の積み重ねが花開きます。
よき相談相手にも恵まれるでしょう。

 

記:松田有央

写真:赤石光穂