生命線の長さと寿命とバイタリティ

生命線は、人差し指下から親指の付け根、金星丘に沿って手首に向かう線です。 体力の強弱や健康状態を表します。 病気やトラブルなどもこの線でみます。 また、スタミナ度、バイタリティ度も、この線の張り出し度合いで観ることができます。 よく「あの人はバイタリティがあるね」という表現をする一方、若い方から「バイタリティって何ですか?」聞かれることもあります。バイタリティとは、元気、健康的、積極的に物事に取り組む、明るく小さなことにこだわらない、 チャレンジ精神があるといったところでしょうか。
では、生命力、バイタリティを観てみましょう。まず、人差し指の中心より真っすぐに手首方向に引いた線(図の赤線)を基準に観てください。


①線を越えて大きくハリ出している生命線は、スタミナ抜群で病気に対する抵抗力があります。

②線くらいで弧を描く生命線は、標準的な気力、体力があります。

③線まで届かない生命線は、それほどスタミナがある方ではなく、控えめで、華奢なタイプです。

線の太さや、断線、障害線、島、切り返しなど、総合的に観た判断となりますが、生命線の長さと寿命とは全く関係ありません。生命線は、前向きな考え方や行動力で、線が強くなったり、濃くなったりすることもあります。また、親指を内側に指を折り曲げるように指運動によって、線をくっきり鍛えることもできます。

記:玉木仁邦