私が担当している占い講座を管理するカルチャースクールで、先月から「お灸講座」がスタートしました。お灸は東洋医学で、四柱推命なども関連する陰陽五行をベースにしていますので私も受講生として、その講座に参加しました。お灸は様々なツボを刺激して体質を改善するもので講座中においても実際に自分のツボにお灸を載せ、煙が立ち上る中で話を聞くシュールな展開になっています。笑
先日の講座で配布された資料で、陰陽五行を様々な事項に分類した一覧表を頂きました。その中で「五臓(ごぞう)」と「五志(ごし)」の関連性について、非常に興味を持ちました。
五行の木火土金水を人体の臓器に分類すると、
木→肝臓、火→心臓、土→脾臓、金→肺、水→腎臓
となります。これが五臓です。
人間の感情を分類すると、
木→怒、火→喜、土→思、金→憂、水→驚
となり、これを五志と言います。
東洋医学では、五行それぞれが関係性を持つ考えがベースとなっていて
木→肝臓が弱いと怒りっぽくなる。
火→心臓が弱いとよく笑う。
土→脾臓が弱いと思い込みやすい。
金→肺が弱いと憂い悲しみやすい。
水→腎臓が弱いと驚き恐れを感じやすい。
と捉えられています。
例えば、非常に驚くと失禁すると言いますが、この関連性にハマっていますね。
皆さんはどの感情が強く出やすいですか?
その感情から、自分の健康を見直すきっかけになるかもしれませんね。
記:谷口 尚煕