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神秘十字

3月も下旬に差し掛かり、お彼岸を迎えました。

空は何となく濁った霞ですっきりしませんが、三寒四温を繰り返しながらも桜の時季は少しずつ近づいています。

気持ちの上でも春の訪れは嬉しいですね。

先祖供養のためにお墓参りにいらっしゃる方もいることでしょう。

手相には神秘十字という相があります。

感情線と頭脳線の間、ちょうど手のひらの真ん中あたりに刻まれる十字です。

手のひらのお守りであり、ご先祖様に見守られピンチに陥った時にもスッと救いの手があるラッキーな印です。

ご先祖様を大切にされている方に多くみられるのは勿論、占いが好きであるとか信仰心に厚い方にもよくみられます。

手相鑑定会でも発見して伝えると、とても喜ばれます。

何かに見守られていることは、優しいベールに包まれた免疫のようなものかもしれません。

 

記:越山真知央

門出に際して

3月になり少しずつではありますが気温も春に近づいています。

年度末でもあり、学生さんにとっては進級、卒業のシーズンとなりますね。

社会人の方にとっても移動があったり、決算の時期であったりと何かと気忙しさがあることでしょう。

旧体制を締めくくり、新しい環境に移っていくこの時期は易経の中でも一番最後に記されている卦「火水未済」(かすいびせい)を思い出します。

火水未済

原文では、経験・知恵とも浅い子狐が川を渡る際に尾を濡らして元の岸へ返るようなことであれば物事を成し遂げることは出来ないというメッセージが込められています。

『未済』とは「未だ済まず」との意味で、前卦の「水火既済」できれいに整った卦象つまり「完成」が真逆の配置となり、完成されたものの姿形が残らずまた一からの始まりを表し、再スタートの状態を示すのです。

卒業がゴールだとしたら、そこを過ぎれば必ず「未だ済まず」の環境、新しいスタートへ移ります。

慣れ親しんだところから無知の環境へ移るのは心躍る期待反面そわそわと不安もつきものです。

気分新たに意気揚々と力強く踏み出してくことも大切ですが、前途が空回りになっては元も子もありません。

いかに新境地で生きてくか、謙虚な気持ちで準備・計画をしておくことが何より大事です。

生きている限り、区切りの時は終わりではなく新たなスタートになります。

人生においては年輪を刻む時に値します。

また一つ年齢的にも人間的にも大きくなる時であり試される折、今までの自分を充分に見定めた上で新たな一歩を踏み出していきましょう。

新たな出逢いに期待をよせて…。

 

記:越山真知央

 

三月の運勢

 

誕生月別 易占から観る三月の運勢

 

一月生まれ

冬の厳しい寒さからようやく解放されて、春が訪れようとしています。ポイントはぐずぐずしないで素早く行動に移すことです。

 

二月生まれ

今立ち止まり、置かれている状態を再確認してください。まだ表面には現れていない兆しを見極める事が大切です。

 

三月生まれ

今までの努力が実り、ようやく周りの評価を得られる時です。皆との協力関係がより一層成功を引き寄せるでしょう。

 

四月生まれ

今は天が味方しています。自分の立ち位置を守り勢いよく進みましょう。

 

五月生まれ

いろんな問題が山積してなかなか先に進む事ができません。ひとつひとつ丁寧に解決していくことにより運気は少しずつ上向きになっていくでしょう。

 

六月生まれ

願いが叶う時です。今の幸運は、自分の実力だけでなく天の助けがあっての事と自覚して、常に感謝の気持ちを忘れずにいましょう。

 

七月生まれ

思いがけない出会いがあります。しかしこの時機に近づいて来る人間には用心が必要です。慎重に行動しましょう。女性にとっての仕事運は良いので、才能を発揮する機会に恵まれます。

 

八月生まれ

今までの地道で真面目な姿勢がようやく実を結ぶ時です。人の為になる事を進んで行いましょう。周囲からの信頼を得ることができます。

 

九月生まれ

方針を変えてはいけません。現状に満足できないからといって、軽率に動いても良い結果は得られません。平穏無事な毎日に感謝して過ごしましょう。

 

十月生まれ

今は人生の流れに従う時です。時に従い、人に従い、その環境に従い、臨機応変に対応していきましょう。

 

十一月生まれ

実るほど首を垂れる稲穂のように、立派な人ほど謙虚なものです。何事も控えめな態度で臨みましょう。

 

十二月生まれ

うまい話には注意しましょう。人の話を信用しすぎて、大損害を被っては取り返しがつきません。用心を重ねて慎重に過ごしましょう。

 

 

記  丹羽央璃

 

 

 

 

 

オリンピックに見る運勢

今、 ロシアでソチオリンピックが開催されています。
現地とは約5時間の時差があるので、リアルタイムでテレビ観戦されている方は寝不足気味かもしれませんね。
各国の代表がメダルを競うオリンピックは4年に1回の開催ということもあり、数あるスポーツの大会でも格別なもので、出場できるのはとてもすごい運であり名誉なことです。
冬季オリンピックの種目でも近年フィギュアスケートの注目は熱いものを感じます。
そのなかでも国民的な人気で注目を浴びる浅田真央氏、晴れ舞台での金メダルを期待されていた方も多いでしょう。
しかし四柱推命で観ると今年は「甲午」年、「癸巳」日生まれである浅田氏にとって「傷官 絶」の運気となり空亡しています。
「傷官」とは官に傷がつくことを意味します。
官とは仕事・名誉そして女性にとっては男性の星であり、それが傷つくといった意味があります。
仕事上のトラブル・名誉失墜などにならないよう要注意の年であるとともに空亡していることは真空亡と同様の作用があり、より一層気をつけないといけないことを意味しています。
浅田氏にとって官とは、集大成と言われている今回のオリンピックであり、そこでの成果が得られないことを意味しています。
今日のショートプログラムでは大技となるトリプルアクセル着氷に失敗し転倒、後もジャンプの失敗が重なり今季最低の得点と評価され順位も16位と目を疑いたくなる結果でした。
運気の流れは大舞台に味方しなかったことを四柱推命で観ることができます。
 記:越山真知央

空亡の過ごし方

立春を迎え、暦の上でも新年に入りました。

各占いでご自分の今年の運勢を占ってもらったり、またはご自身で心得ていらっしゃる方もいることでしょう。

前向きになれる運気に見舞われる方は何となく気分も晴れやかでしょうが、『空亡』などの衰運期に当たり気分が重い方もいらっしゃるでしょう。
『空亡』は12年に2年、どなたにも例外なく訪れる衰運期です。

過去の『空亡』年を振り返っても、「しんどかった。」「辛かった。」と当時を思い浮かべることが多いのではないのでしょうか。

『空亡』は「空しく亡ぶ」と書き、空回りしやすい運気で物事が思うように運びにくい時です。

しかし考え一つで運命は変わっていきます。

『空亡』は季節に置き換えると冬に当たります。

冬は種蒔きしても育ちにくく、木々を見ても寒く寂しい雰囲気が漂っています。

動物によっては冬眠するものもあり、つまり休むのに適しているのです。

暖かい春には種蒔きができる土壌を用意できるよう、地味ではありますが冬は重要な働きを成しています。

だから『空亡』は一休みする期間として過ごして下さい。

何もしないのではなく自身を培うことには適していますので、以後の計画を立て準備するのもいいでしょう。
また、それに必要な知識を蓄える勉強などもいいですね。

『空亡』の過ごし方一つで以降の運勢も変わってきますので、積極的に動く時ではなく守りに徹する年まわりとして有効に過ごしましょう。

もちろん体調には充分気を付けて下さいね。

 

記:越山真知央

 

 

二月の運勢

 

誕生月別 易占から観る二月の運勢

 

一月生まれ

うわべだけ繕ったのでは成功は難しいでしょう。表面的な美しさを追求するよりも内面の充実に磨きをかけましょう。

 

二月生まれ

迷いの多いときなので情報収集に努め、最善の策を練りましょう。やる気次第でしょう。

 

三月生まれ

古今東西、栄枯盛衰、万物流転の法則があります。今はかたく自分の分を守るという方針でいきましょう。

 

四月生まれ

「われ先に」ではなく「お先にどうぞ」の精神をこころがけましょう。コツコツと努力することで願望が達成します。

 

五月生まれ

五感をフルに使って、自分の感性を信じて行動すれば良い結果が得られます。しかし「口は災いの門」無駄口に注意しましょう。

 

六月生まれ

今はむやみに方針を変えずに現状維持を守る時です。「継続は力なり」です。

 

七月生まれ

人生の流れに逆らうのではなく、その流れに身をまかせてみましょう。受け身の姿勢が良い結果をもたらします。

 

八月生まれ

誠実に日々するべきことを重ねていく事が大切です。やがて以前よりもレベルアップしている自分に気づくでしょう。

 

九月生まれ

自分の直感を信じて「ピン!」ときたら速やかに行動しましょう。運はあなたに味方しています。

 

十月生まれ

焦らず着実に進む時です。「石の上にも三年」というように、今は地盤をしっかりと築くことに専念しましょう。

 

十一月生まれ

周りの人に「得を施す」ことを惜しまなければ、やがてその恩恵は自分に返ってきます。真心を大切にしましょう。

 

十二月生まれ

今いちど客観的に自分を見つめてみましょう。現状を打破する為には努力が必要です。

 

 記 丹羽央璃

変化の時

今日は大寒、一年を通して最も寒い時期とされています。

ここ数日寒い日が続いていますが、人間の身体とは不思議なもので一端寒い気温を経験すると慣らされる順応性を持ちます。

しかし気温の変化には弱く、そのタイミングで体調を崩したり風邪をひいてしまうことが多いのです。

運気も変動を伴う時には注意を要します。

イギリスの自然科学者で進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンの名言に

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』

という言葉があります。

約6,600万年前までに生存していた恐竜が絶滅したのも変化に対応できなかったからだといわれています。

生物に限らず身近なところで、普段私たちが使用している電化製品などもモデルチェンジの度に進化にそぐわないものは知らぬ間になくなっています。

日々目まぐるしく変化し続ける現在です。

流されず留まらず上手く今を受け入れ順応することは大切です。

2月に入って暫くすると立春をむかえます。

暦の上では春となり、東洋の占いでは立春をもって新年がスタートします。

去年とは違った運気の流れを充分理解して、より素敵な人生にしていきましょう。

 

記:越山真知央

2014年『甲午』年について

新年明けましておめでとうございます。

今年もNPO法人神戸国際占術協会をよろしくお願い致します。

東洋の占いでは節分迄が前年、立春をもってその年の運気の流れといいますが、年明けと同時に新しい気持ちになり運勢を意識することと思います。

現代は時の経つのも早いので無理もありませんね。

しかし立春迄は準備期間と置き換え、やり残したことはないか、スタートに備え気持ちを定めるといいでしょう。

今年の干支は『甲午』(きのえうま)年です。

十干『甲』は十干の一番最初で表面を覆う固い物を表しており、旧体制に綻びが生じて革新の動きが始まる時であります。

十二支『午』は、さからうという意味があります。

午年に限って遡って見てみますと、世界的にも激動があり,地震も多くみられます。

過去の『甲午』年の出来事には

・解体新書が出版される。

・日清戦争が勃発する。

・自衛隊の発足。

がありました。

政治・株価とも大きな変動、また中国との緊張がより一層増す要注意の年となるでしょう。

自然災害も年々増える一方です。

危機感を持ち、備えをすることも必要でしょう。

 

記:越山真知央

 

一月の運勢

 

誕生月別 易占から観る一月の運勢

 

一月生まれ

思いがけない事に出会うかもしれません。

何が起ころうと目先の利益に捉われずに慎重に進む事が大切です。

ピンチがチャンスに変わります。

 

二月生まれ

皆と協力して臨めばよい結果が得られます。

そのとき我欲や秘密のないことが大切です。

 

三月生まれ

周囲と意見が対立してスムーズに事が運びません。

交渉は慎重に進めましょう。

 

四月生まれ

自分の周りをよく観察しましょう。そして今一度自分自身を振り返り、改めるべきところは改めて進む時です。

 

五月生まれ

万事控えめに、守りに徹する時です。

トラブルに対しては人の意見に従い、人と協力してやるとよいでしょう。

 

六月生まれ

周囲の状況を見て、自分の出処進退を再検討する必要があります。

足元をしっかりと確かめて進みましょう。

 

七月生まれ

‘運は食にあり’といいます。

バランスのとれた食事を摂り心身の健康を維持しましょう。

 

八月生まれ

予期しないことがあります。

軽率な行動は控えて手堅くいきましょう。

 

九月生まれ

今は攻めるより守りに徹する時です。

今の自分にできることを一歩一歩積み重ねることが将来に繋がっていきます。

 

十月生まれ

今は計画していたことが思うように運びませんが、焦らずに流れに身をまかせましょう。まもなくチャンスが訪れます。

 

十一月生まれ

私欲に捉われ目先の利益を追いがちです。今は待つ時と心得、今いちど気を引き締めましょう。

 

十二月生まれ

実力があっても今はなかなか認めてもらえません。

今は忍耐強く辛抱する時です。

 

記 丹羽央璃

冬至

今年もあと10日余りとなりました。
 
今日、神戸では初雪が観測され本格的な冬の訪れを身に感じます。
 
22日は冬至にあたります。
 
日本がある北半球では一年の中で昼が最も短く、夜が最も長くなります。
 
この日を境に太陽の南中高度が少しずつ高くなり、昼の長さも長くなっていきます。
 
冬至といえば柚子湯に浸かる習慣が一般的ですね。
 
江戸の銭湯から始まった風習といわれています。
 
柚子にはビタミンCが豊富に含まれていて、肌の保水性を高め抗酸化作用を有することから、乾燥肌の予防や老化予防が期待できますし、香りも良くリラックス効果もあります。
 
またなんきん(かぼちゃ)をはじめ、れんこん・にんじん・うどんのように語尾に「ん」のつく食品を食べることにより運盛りをして縁起をかつぐ慣わしもあるようです。
 
なかでもなんきんはビタミンAやカロチンが豊富で、風邪や中風予防に効果的で栄養抜群であり、冬至にはよく食べられています。
 
寒くなると何かと体を冷やしがちになります。
 
体温が低くなると体内の酵素の働きが低下して免疫力が下がり体調を崩しやすくなる要因となります。
 
食品・衣類・運動などで体を温め防止したいものです。
 
一陽来復に例えられる冬至がみなさまにとって気分新たなスタートとなるといいですね。
 
今年も一年、占いブログ並びに当協会のホームページをご覧下さりありがとうございました。
 
どうぞ、良いお年をお迎え下さい。
 
 
 記:越山真知央