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命名

この世に生を受けてから生涯使い続ける名前、きっと未来への希望を一心に託し名付けられたことと思います。私自身、色々な方から命名の由来をお聞きするのは好きで、いつも大変興味深く聴いています。親の漢字を一字与えられたり、その当時に活躍した人物や流行の漢字・名前を参考にされたりと、エピソードも様々です。最近はペットの命名や改名をと尋ねられるケースもあり、時代を感じますね。
「名は体を表す」と言われるように、名前は不思議にもしっくり馴染んでいます。占いでは「姓名判断」を活用して、良い名前を命名することができます。「姓名判断」には3つのポイントがあります。

  1. 漢字
    漢字は本来占いの文字、漢字の成り立ちや意味が運を左右します。
    良い漢字を選びましょう。
  2. 画数
    人運位、地運位、外運位、総運位の画数が吉数であること。
    (天運位単独での吉凶判断はしません。他の画数と同数になるときのみ、その画数の意味するところが強まると観ます)
  3.  五行のバランス
    天運位、人運位、地運位それぞれの五行のバランス

    吉相の名前が絶対成功するのか?と問われればそうとは言い切れませんが、チャンスを掴みやすかったり運に味方されやすかったりと追い風となる可能性に恵まれる傾向があります。また個人の名前だけではなく、社名や商品名にも活かすことができます。
    新しい命の誕生に、ぜひお役立てください。

    記:越山真知央

Mライン

ラッキーな線の一つにMラインと呼ばれるサインがあります。

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Mライン

アルファベットのMの字が手のひら中央あたりに示され、感情線、頭脳線、生命線から成り立つ三大重要線に運命線が加わることでつながり構成される印です。それぞれの線の強さとつながりのバランスが程よく成り立つことが要件となります。運命線の流年法では30~50歳前後にあたり、ちょうど人生の要となる大切な年代になることからMラインが浮かび上がってくるのです。
Mラインのお持ちの方は、健康であり前向きで落ち着いた感情、頭脳明晰、仕事運の強さから、運気が強くご自身の努力により願いごとをかなえることのできるサインのひとつです。
手には、いろいろなサインが隠されています。マイナスの運気を暗示するものがあれば、順風満帆さと運気が最高潮を表すサインや線も出ることがあります。また生活が不規則で睡眠不足になると表れやすい放縦線は、健康面に注意をうながすサインであり、願い事が叶うといわれるソロモン環、何かあってもスーッと救いの手が出る神秘十字線や今回紹介したMラインなどなどラッキーな線も数あります。
手相は三大線も含め、思いの力でも変わっていきます。
良い手相の印を知ることで、良い運気も引き寄せてみてください。

記:玉木仁邦

 

 

五月の運勢

誕生月別易占から見る五月の運勢

20170501 五月の運勢
一月生まれ

変化がある時です。
方針を変えることで新たな展開が望めそうです。
積極的に行動しましょう。

二月生まれ

春の雪解けの頃です。
厚いコートを脱いで気分もさわやか!
悩みも一気に解消するでしょう。

三月生まれ

何かとスムーズに進まず、イライラしがちです。
気持ちが不安定になっています。
こんな時はゆったりとハーブでもいかがですか?

四月生まれ

お食事の機会がありそうです。
親しい人とテーブルを囲んでみませんか?
でも、余計な一言には注意しましょうね。

五月生まれ

ゆっくり、ゆったりがいい時です。
焦っては元も子もありません。
一歩引いて全体を見わたすことも大事です。

六月生まれ

思いがけない出会いがありそうです。
危険な、心惑わす誘惑がいっぱい!
しかし、軽はずみな行動は後悔の元となります。

七月生まれ

先走り禁物!
あとからゆっくり行った方がいいご縁に恵まれそうです。
急がば回れです。

八月生まれ

人の意見に流されそうです。
冷静さを失うとトラブルに見舞われます。
体調管理もしっかりと。

九月生まれ

順序を間違えていませんか?
物事の道理を大切にしましょう。
お金の管理には特に要注意です。

十月生まれ

仕事運は好調です。
まわりからの協力も得られるでしょう。
早め早めの行動が運を呼びます。

十一月生まれ

霧の中にいて先が見通せない状況です。
むやみに動いても迷うだけですよ。
基礎を見直すのにいい機会です。

十二月生まれ

注意散漫になりがちです。
「目に青葉」新緑の季節です。
心身共にリフレッシュしましょう!

 

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

 

地水師と丁酉

今年に入り、世界情勢の緊迫度が増すのをひしひしと感じます。今までにない空気感、現実を映し出す報道から伝わってくるのは、易経「地水師」の卦です。上卦に「地」下卦に「水」の卦象、地に覆われた水には苦難困難が含まれ、争いの卦とも称されます。争いが事を正しい方向へ導くのであれば問題はなく、そこには「師」の存在が吉凶を大きく左右するものであります。「師」とは学問や技芸を教授する師匠・先生であり、また僧侶・神父・牧師などを敬った意味もあります。また古代中国・周代の軍制(2500人)を称した語でもあります。現世を観るのであれば、今後各国の主要人物と信念が大きく関わってくるでしょう。
一方、今年1月20日のブログで「序奏」と題し綴った「丁酉」年、干支が語る意味を観てみましょう。
十干「丁」は陰の火、漢字をみますと打ち付けた釘の頭を上から描いた文字です。丁の上の一は丙の上の一の続きで、前年の「丙」の年の流れを受け継いでいくことを表しています。下方の「亅」は、対等する新旧や善悪といった対極の動きを示し、互いの勢力が衝突する相ともみます。十二支「酉」は、さんずい偏の「酒」にも含まれ、醸造する器の象形文字です。内側では、溜まっている麹の発酵が盛んな様子から、新しい勢力を生み出すための爆発や蒸発が繰り返されることを表しています。表面上は整い何事もなかったかの様に振る舞い、また誤魔化しが起こる年です。ますます問題山積となる物事に目を背け何とかごまかそうと繕う中、人々の不満は沸々と膨張し我慢の限界に達し、反逆の流れも出てくることでしょう。
どこか「地水師」と「丁酉」を感じずにはいられず、そして現実味を帯びてきたような気配は拭いきれないのですが、今年は「大混乱の年」特に秋口以降は現実味を帯びてきます。
20170420 さくら今現在日本国内では何も変わらぬ様子で歩く人々、私もその一人で今年も大好きな桜を愛で楽しみました。アンバランスさに違和感を覚えながらも、日々の生活を大切に感謝しながら過ごしています。

記:越山真知央

 

仏像の手相

東大寺盧舎那仏大仏をはじめ仏像の手相は、ますかけ線が多くみられます。
東大寺盧舎那仏大仏大仏様は743年(天平十五年)大和の国の国分寺としてあると共に、日本の総国分寺として建立されました。当時は、大地震、疫病、飢饉、争い等苦難が絶えない時代であり、そんな社会不安を取り除き、国を安定させようと願いを込め大仏様が建立されました。大仏様の手相は、波乱万丈な世の中を抑えるため、強いリーダーシップと強い意志力を持ち合わせたますかけ線になったのかも知れませんね。

一方、少し古い時代の仏像として薬師如来像があります。
薬師如来680年(天武天皇九年)に発願された薬師如来は、人々の病気を治し、全ての人の迷いや苦しみから救い、心身の健康を守る仏様です。

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薬師如来手相

手相を観てみますと、感情線は人差し指下部まで届く長い感情線です。冷静沈着で知的レベルも高く、皆を引っ張っていくリーダータイプです。
頭脳線は月丘まで届き、大きく下垂しています。想像力に富み、物質的なものより、精神的なものを重んじます。自分の理想につきすすみ、献身的に社会のために尽くします。
こういった手相の方は、現代でも宗教家、政治家、社会活動家に多くみられます。
金星丘は大きく膨らみ、生命線は大きな弧を描きます。強い生命力とバイタリティがあります。また生命線は第二の運命線と呼ばれます。
強い運気を持ち合わせ、「衆病を悉く(ことごとく)除き、身心を安楽せしめん」という
人々を慈悲の心で導き、苦しみから救い出す薬師如来の本来の意味が、手相に託されたのでしょう。
仏像の手を通して、先人たちの思いが伝わってくる気がします。

記:玉木仁邦

四月の運勢

誕生月別易占から見る四月の運勢
未使用姿一月生まれ

何かと待つことが多くなりそうです。
焦らずじっくりかまえて下さい。
滋養のあるものを食べて運気を上げましょう。

二月生まれ

あきらめかけていたことに再チャレンジする時です。
自分から積極的に行動して下さい。
懐かしい人との再会もありそうです。

三月生まれ

今月は何事も自然体がいい時です。
あるがままを受け容れましょう。
欲張りは禁物です。

四月生まれ

突然ピンチに見舞われそうです。
びっくりせず冷静に対処しましょう。
礼儀正しさがキーポイントです。

五月生まれ

運気は上昇運で安定しています。
思い通りにことが進むでしょう。
人との和を大切にして下さい。

六月生まれ

注意散漫で足元をすくわれそうです。
現状を再確認しましょう。
うまい話はめったにありませんよ。

七月生まれ

ボランティアの時です。
ちょっとだけ人助けをしてみませんか?
見返りを求めないことがのちにプラスにつながります。

八月生まれ

控えめがいい時です。
一歩引いて相手を立てましょう。
「能ある鷹は爪を隠す」です。

九月生まれ

運気は少々停滞気味です。
じたばたせず現状維持に努めて下さい。
自分磨きはスキルアップにつながりますよ。

十月生まれ

親しい人から協力が得られます。
内部充実をはかって下さい。
家庭的な雰囲気がツキを呼びそうです。

十一月生まれ

桜の季節ですがまだまだつぼみは固い様です。
ゆっくりと春を待ちましょう。
「急いては事をし損じる」ことのないように!

十二月生まれ

桜の開花に心もウキウキです。
願い事も叶い喜びにあふれます。
しかし油断大敵。慢心することなく気を引き締めて下さい。

 

記:松田有央

写真:赤石光穂

 

 

地相

占いは、命・卜・相と大きく分けて 3 つに分類されます。
中でも「相」の占いは見た目から判断するもので、主に手相・家相・人相が主流ですね。人においての相があるように、その地を占う「地相」もあります。良い気があれば、その逆もあるように、吉凶が埋まっていることもあります。
日本の歴史においては、都となる地の移り変わりが何度かありました。現在首都である東京は、徳川家康が江戸に幕府を開いたことが始まりなのは、皆さんもよくご存知でしょう。長年に渡り栄える地ではありますが、今の風景には程遠く、かつては湿地帯であり荒地が広がる片田舎だったと言われます。徳川家康の側近として仕えた天海和尚 ( 南光坊天海 ) は、風水と陰陽道「四神相応(東に流水 ( 青竜 ) 、西に大道 ( 白虎 ) 、南に海 ( 朱雀 ) 、北に丘陵 ( 玄武 )) 」に基づき、江戸の地を新たな都へと選びました。現状をみても、東に神田川、西に東海道、南に東京湾、北に富士山が位置するとみなされるように、栄えるべくして最良の地だったのです。
東京それから400 年以上、国の中心核であり重要な役割を司ること、そして人々を魅了し引きつけるパワーが備わった地であり続けることが存在感を物語ると共に、今もなお生き続ける占いの素晴らしさを実感することができるのです。

記:越山真知央

聖人と手相

今、この瞬間幸せでいましょう。
それで十分です。
その瞬間、瞬間が、
私たちの求めているものすべてであって、
他には何もいらないのです。

マザー・テレサ

マザー・テレサは1910年マケドニアで生まれ21歳の時、インドにカトリックの修道女として、赴任され36歳の時移動中の汽車のなかで神の啓示を受け、以後貧困で行き倒れの人々の救済し、最期を看取る施設や孤児のための施設を開設、愛と奉仕に生涯をかけられ、ノーベル平和賞など受賞されています。
手相を観る前に、人となりなどわかっていますと、ある程度線の有様も想像できます。感情線は長く、冷静沈着で、頭脳線は大きく下垂する精神的な事柄を大切にされる線をお持ちだと、勝手に想像しておりましたが、まったく違っておりました。

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マザー・テレサ手相

感情線は直線的にやや短めです。行動力があり、物事をはっきりさせたい方で、感性の豊かな方です。頭脳線は、末端よりやや上部に位置します。どちらかというと合理的な考え方をされます。行動の無駄がなく何事においても処理能力の高い方です。
生命線は、はっきりした二重生命線です。指導者として能力の高さを示す木星丘、忍耐力、思慮深さ、コツコツと努力される土星丘が発達しています。又、第一火星丘は大きく膨らんでいます。エネルギーに溢れ、勇気や闘争心があり、行動的、積極的です。
運命線は感情線をと交わるところから強くはっきり太くなっています。また、中指奥深くまで続きます。人並み外れた運の強さを表します。まさに、後世に名を残し、神に選ばれし手なのでしょうね。中指と人差し指をつけて出される方は、平和や自然を愛する心をお持ちの優しい方にみられます。

世界全体が、保護主義、自国主義になり、自分さえ良かったらとの風潮になってきていますが、愛と世界平和に生きられた聖人を今一度、見直していきたいと思っています。

 

記:玉木仁邦

 

 

三月の運勢

誕生月別易占から見る三月の運勢

一月生まれ

穏やかな春の訪れで幸せを感じることができます。
あたためていた計画を進めてみましょう。
チャンスは逃さないで希望に向かって出発です。

二月生まれ

ウキウキするようなことがあるようです。
積極的な行動で大きな成果を得られるでしょう。
油断しやすい時なので気を抜かないようにしましょう。

三月生まれ

予期していないことが起こるかもしれません。
勢いで行動したくなりますがここはグッと我慢して。
まずは冷静になることを心掛けてください。

四月生まれ

思い通りにならずヤキモキするかもしれません。
踏ん張り処。力を蓄えて飛び出す準備をしましょう。
もう少しで春の息吹を感じることができます。

五月生まれ

新しいことを始めるのは見合したほうが良さそうです。
根気よく継続していく気持ちを忘れないように。
目の前にある幸せに感謝しましょう。

六月生まれ

理想と現実のギャップに悩んでしまうかも。
分をわきまえ低姿勢になれば解消されます。
背伸びせずに自然体でやり過ごしましょう。

七月生まれ

旅行に出かけるのに良い時期が来ました。
色々なものを見聞きして新たな発見もあるでしょう。
感性が磨かれて大きなパワーとなります。

八月生まれ

自信が持てるように自分磨きに力を入れましょう。
焦らずとも待っていれば答えは得られます。
進むべき道はすぐそこまで見えています。

九月生まれ

人間関係が良好で楽しい時間を持てそうです。
困った事が起きても人から助けを得られます。
緊張感を欠くと運気が下降を始めるので注意が必要です。

十月生まれ

何事も順調で思い通り、スムーズに運びます。
勢いが強いので自信過剰になってしまうかも。
驕ることなく謙虚な気持ちを忘れないように。

十一月生まれ

人とのコミュニケーションで誤解が起こりやすい。
いち早く手を打ち長引かせないようにしましょう。
勇気ある行動で事態を収容すること。

十二月生まれ

目指すゴールはひとつあればいいのです。
たまの道草も捨てたものではありません。
経験は人生のスパイスのつもりで沢山してみましょう。

 

記:黒木梨央

 

 

傷官

人もそうですが、占いの中でも誤解されやすい用語や星があります。
通変星「傷官」も、その一つではないでしょうか。特に女性で命式内にある方は、過去占ってもらった際「結婚できない」と言われたことがあるといった例をよく聞きます。どの星もそうですが、長所もあれば短所もあり、このような偏った判断は適切ではありません。
ご自身の運を守るために、「傷官」の要素を観ていきましょう。
「傷官」は凶星です。漢字を見ても鋭さを感じる印象の通り、勘の鋭さに優れ、命式内にお持ちの方はシャープでクールな格好良さが魅力、プライドは人一倍高いタイプです。警戒心も非常に強いことから、人を見抜く力を持ち備え、その個性から人とは群れず我が道を行く一匹狼のようなところがあります。頭の回転は速く、アイデアも豊富に浮かんでくるタイプゆえ、臨機応変に振る舞うことは抜群で、また逸早く問題点に気付くことから、弱った人や困った人を放っておけない正義感の強さがあります。
吉作用ばかり観ると、シャープで格好良く思える星ですが、当然凶作用もあります。
感受性の強さ上、デリケートさ寂しさに敏感で、傷つきやすいタイプです。警戒心の強さ、また鋭さのあまり、トゲのある言葉を発し知らぬうちに人を傷つけることもあります。また良くない方に働けば、人の短所や欠点ばかりに着眼し、必要以上に追い込んだり、逆手に取り策略的に責めたりすることがあります。「傷官」は「官星」を剋す関係から、官星の意味するところを損う心配があります。年運に廻れば、仕事、健康上のトラブルを過度に危惧する傾向もあり、鋭さ故に、凶作用ばかり目を向けられるからこそ、誤解が生じやすいのでしょう。
「官星」は仕事の星であり、女性から観ると男性の星でもあります。「傷官」が剋す役割を留めるよう、吉作用を意識しながら活用したり、ボランティア精神に励んだりするといいですね。特に中心星「傷官」の方は、調和を保つタイプではなく、独自の個性を発揮することが強みなので、人のトラブルに目を向け助ける仕事、また技術・芸術の特性があるならば徹底的に磨き専門職とするといいでしょう。また発言力があることから、喋る仕事もいいですね。女性にとっては子供の星でもありますので、子供が大好きで育むことを惜しみなくできることから仕事としても適確です。ただパートナーは相性を選ぶので、結婚の時期共々重視することが大切です。
このように持ち備えたものを一方的に否定したり拒絶したりするのではなく、その 星の特性を正しく理解することや 行動を変えることで、運は大きく変わっていきます。
色々な角度から観ることで、物事を正しく判断しましょう。

記:越山真知央