易にまつわる3の数字

易と言えば、筮竹をジャラジャラいじり天からのメッセージを
受け取る占いですが、この易の特徴を指し示す数字が3です。
まず一つが「易の三義(さんぎ)」
これは易の特徴を表すものが3つあり、それが「変易・不易・簡易」です。
変易は、あらゆる事象は常に変化をする。
不易は、あらゆる事象は変わらない規則性がある。
簡易は、あらゆる事象は単純明快に分かりやすい。
易は変化を分析した書であり抽象化したものです。
春夏秋冬の変化は、三義を示す良い例ですね。
もう一つが「三易(さんえき)」です。
三易とは「連山易(れんざんえき)・帰蔵易(きぞうえき)・周易」です。
一般的に易と言えば周易ですが、同じように八卦を扱うものが周易以外に2つあり、それが連山易、帰蔵易で起源は周易よりも古いと言われています。
しかし、この2つは古代の書に占いとして使われていたとの記載が
あるだけで、実態は謎のままです。
最近では墳墓から三易の一部をおさめた書物が発掘され研究が進んでいるとのこと。
三易の内容について研究が進むと、周易についても解釈などで大きな変化をもたらしそうですね。

記:谷口 尚熙

 

八月の運勢

誕生月別 易占から観る八月の運勢

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一月生まれ
盛運の時です。
攻めの姿勢で行動しましょう。
中庸・中道の精神を忘れずに!

二月生まれ
好調運の時です。
自分の信じた道を坦々と行きましょう。
周囲の意見に惑わされることなく。

三月生まれ
慎重運の時です。
魔の手が忍び寄ってくる気配があります。
正道を見失わないで下さい。

四月生まれ
夏の暑さの疲れが出る頃です。
心も身体もいたわりましょう。
半身浴でゆったりして下さい。

五月生まれ
衰運期の時です。
初めはよく、後半が乱れます。
行いを反省し改めましょう。

六月生まれ
良好運の時です。
仲間と飲食の機会に恵まれます。
羽目を外し過ぎないよう気を付けましょう。

七月生まれ
誘惑の多い時です。
耳障りのいい話には注意が必要です。
発言にも十分気を付けて下さい。

八月生まれ
霧がかかった状態です。
焦らず手探りでいきましょう。
慎重かつ丁寧に行動して下さい。

九月生まれ
水難注意!
突然豪雨に合うかもしれません。
海、川に行くときも油断禁物です。

十月生まれ
「吐いた唾は呑めぬ」
一度口から出した言葉は取り消せません。
不平不満を言う前に、自分自身を振り返りましょう。

十一月生まれ
ピークを過ぎようとしています。
前進には向きません。
我欲を捨ててすっきりしましょう。

十二月生まれ
上昇運の時です。
勢いがあり前途洋々です。
足元がおろそかにならないよう気を配りましょう。

 

記:松田有央

写真:藤原萠乃