「命」の言葉を聞いて何をイメージされますか?
実際に意味を調べますと以下のような内容が。

①  生物が生きて行くための源
②  一生、生涯
③  天から与えられたもの
④  大事にするもの

多くの方は、真っ先に①を思い浮かべられると思いますが、実際にはこのように沢山の意味を兼ね備えているのです。
占術での四柱推命に、命の文字が入っていますが、これは年月日時間の4つの柱にそれぞれ、④の意味である天から与えられたもの(占術では干支が配置) を何であるかを知る事で、特徴を推し測り占うわけです。
生年月日を使った占いを「命 (めい)」とも言うのは、生年月日は自分ではコントロール出来ずに天から与えられたとの崇敬の念が込められているのです。
意味は違いますが、英語圏で「ギフテッド」との言葉が有ります。
ギフト(贈り物)の動詞化したものですが、intellectual giftednessの略語で、平均より高い知能の持ち主を指し示します。
こう言った能力を英語圏では天からの贈り物と捉えているんですね。
洋の東西を問わず、個人の持つ個性や能力に見えない力が関わっていると人々は考え続けて来たのですね。

記:谷口 尚煕

 

手相の結婚線

結婚線は、小指の付け根の下に横に伸びる短い線です。
恋愛傾向や結婚の時期、結婚での幸せ度も見ることができます。
特に若い女性には注目の線で、結婚時期に敏感に反応する線でもあります。
手相鑑定者により年齢の見方が色々とありますが、私個人の見方としては、感情線の起点部分を15歳、小指との中間部を30歳前後を年代応じた結婚時期として観ています。
日本人の令和元年(2019年) 平均初婚年齢が、夫 31.2歳・妻 29.6歳だったのに対し、約30年前の平成2年(1990年)は夫28.4歳・妻25.9歳、約50年前の昭和45年(1970年)は夫26.9歳・妻24.2歳でした。 (厚生労働省ホームページ「夫・妻の平均婚姻年齢の年次推移」より)
ライフスタイルなどの変化に伴い、結婚に対する意識も大きく変わりました。
また、結婚年齢が高くなるだけではなく、離婚、再婚も増えています。
40歳以降は結婚線があるか否かで結婚の御縁があるかどうかをみています。
というのも現在は50歳、60歳を越えてご結婚するという方も多いことから年齢の上限の線は決めていないのです。
結婚線での結婚時期はあくまで目安として、ご自身の仕事、キャリア、運命でのパートナーの出現などにより百人百様であることは言うまでもありません。
そういった意味におきまして、三大重要線(感情線、頭脳線、生命線)から観る結婚観、理想像の有り様が大切になってきます。
ご結婚の時期を、手相で観てみてはいかがでしょうか。

記:玉木  仁邦

 

九月の運勢

誕生月別 易占から観る九月の運勢

一月生まれ
順調運の時です。
交渉事がスムーズに進むでしょう。
家庭サービスもお忘れなく。

二月生まれ
上昇運の時です。
追い風に吹かれています。
自信を持ち前進しましょう。

三月生まれ
規律を守りましょう。
不自由さの中に自由があります。
心地良さを自分で見つけて下さい。

四月生まれ
「去る者は追わず」
縁がなかったとあきらめましょう。
新し出会いに期待して下さい。

五月生まれ
衰運気の時です。
日が当たらない状況です。
踏みとどまることが大事です。

六月生まれ
良好運の時です。
いろんな人が寄ってきます。
柔順な思考で接しましょう。

七月生まれ
好調運の時です。
新しいスタートラインに立ちました。
周囲への配慮を忘れないで下さい。

八月生まれ
盛運の時です。
たくさんの人の注目を浴びています。
充分に実力を発揮しましょう。

九月生まれ
慎重運の時です。
今までの行動を振り返って下さい。
進むべき道を見定めましょう。

十月生まれ
低迷運の時です。
実力不足で今一歩及ばずの状態です。
基礎体力を付けましょう。

十一月生まれ
平常運の時です。
今の状況に満足しましょう。
隣の芝生は青く見えるものです。

十二月生まれ
向かい風の時です。
足腰を鍛え踏ん張って下さい。
明日には風向きも変わります。

記:松田有央

写真:赤石光穂