手相の不思議

手相を観ると、その人物の人となりがよくわかります。
なぜなのでしょう?不思議な事です。
全ての人の指紋が異なるように、同じ手相の人はいないのです。
また、左の手には右脳の働きが、右の手には左脳の働きが強く出ると言われています。
つまりそれぞれの手に現れる線には、右手には感覚や感性の情緒的な要素が、左手には計算や言語等論理的な思考が表れるといいます。
鑑定する時は、左右両手の線の特徴を観ます。
女性だから左手を観るとか、男性だから右手を観るということはなく、左右両手の要素を観ます。
ですから、手相を観るとその人の性格や物の見方や考え方、今、充実しているのか停滞期にあるのか、手に取るようにわかります。
手相を観るのは熟練度を要する部分もありますが、基本に忠実に観ていけば意外と簡単です。

今回は、感情線の長さを観てみましょう。
まず、線の長さの基準は、人差し指と中指の間に垂直におろした線(赤い点線)を基準とします。

① 長い


冷静な判断力を持ち、知的レベルが高いリーダータイプです。
感情はあまり表に出しません。

② 短い

行動力、実行力があります。感性やアイデアが豊富です。
物事をハッキリさせたいタイプで、短気な面があります。

③標準

良い意味で常識的です。真面目で優しく人からも信頼されます。
気の使い過ぎには注意してください。

線の長さ一つで、このような傾向が出ます。
手相には、ご自身の才能、資質、性格、心の有り様が表れ、これからの人生の指針にもなります。
そして、手相は変化します。
より良い手相になることは、より良い生き方が出来ることです。
手相を通じて、ご自身を見つめ直してはいかがでしょうか?

記:玉木 仁邦