変化の時

今日は大寒、一年を通して最も寒い時期とされています。

ここ数日寒い日が続いていますが、人間の身体とは不思議なもので一端寒い気温を経験すると慣らされる順応性を持ちます。

しかし気温の変化には弱く、そのタイミングで体調を崩したり風邪をひいてしまうことが多いのです。

運気も変動を伴う時には注意を要します。

イギリスの自然科学者で進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンの名言に

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』

という言葉があります。

約6,600万年前までに生存していた恐竜が絶滅したのも変化に対応できなかったからだといわれています。

生物に限らず身近なところで、普段私たちが使用している電化製品などもモデルチェンジの度に進化にそぐわないものは知らぬ間になくなっています。

日々目まぐるしく変化し続ける現在です。

流されず留まらず上手く今を受け入れ順応することは大切です。

2月に入って暫くすると立春をむかえます。

暦の上では春となり、東洋の占いでは立春をもって新年がスタートします。

去年とは違った運気の流れを充分理解して、より素敵な人生にしていきましょう。

 

記:越山真知央

2014年『甲午』年について

新年明けましておめでとうございます。

今年もNPO法人神戸国際占術協会をよろしくお願い致します。

東洋の占いでは節分迄が前年、立春をもってその年の運気の流れといいますが、年明けと同時に新しい気持ちになり運勢を意識することと思います。

現代は時の経つのも早いので無理もありませんね。

しかし立春迄は準備期間と置き換え、やり残したことはないか、スタートに備え気持ちを定めるといいでしょう。

今年の干支は『甲午』(きのえうま)年です。

十干『甲』は十干の一番最初で表面を覆う固い物を表しており、旧体制に綻びが生じて革新の動きが始まる時であります。

十二支『午』は、さからうという意味があります。

午年に限って遡って見てみますと、世界的にも激動があり,地震も多くみられます。

過去の『甲午』年の出来事には

・解体新書が出版される。

・日清戦争が勃発する。

・自衛隊の発足。

がありました。

政治・株価とも大きな変動、また中国との緊張がより一層増す要注意の年となるでしょう。

自然災害も年々増える一方です。

危機感を持ち、備えをすることも必要でしょう。

 

記:越山真知央

 

一月の運勢

 

誕生月別 易占から観る一月の運勢

 

一月生まれ

思いがけない事に出会うかもしれません。

何が起ころうと目先の利益に捉われずに慎重に進む事が大切です。

ピンチがチャンスに変わります。

 

二月生まれ

皆と協力して臨めばよい結果が得られます。

そのとき我欲や秘密のないことが大切です。

 

三月生まれ

周囲と意見が対立してスムーズに事が運びません。

交渉は慎重に進めましょう。

 

四月生まれ

自分の周りをよく観察しましょう。そして今一度自分自身を振り返り、改めるべきところは改めて進む時です。

 

五月生まれ

万事控えめに、守りに徹する時です。

トラブルに対しては人の意見に従い、人と協力してやるとよいでしょう。

 

六月生まれ

周囲の状況を見て、自分の出処進退を再検討する必要があります。

足元をしっかりと確かめて進みましょう。

 

七月生まれ

‘運は食にあり’といいます。

バランスのとれた食事を摂り心身の健康を維持しましょう。

 

八月生まれ

予期しないことがあります。

軽率な行動は控えて手堅くいきましょう。

 

九月生まれ

今は攻めるより守りに徹する時です。

今の自分にできることを一歩一歩積み重ねることが将来に繋がっていきます。

 

十月生まれ

今は計画していたことが思うように運びませんが、焦らずに流れに身をまかせましょう。まもなくチャンスが訪れます。

 

十一月生まれ

私欲に捉われ目先の利益を追いがちです。今は待つ時と心得、今いちど気を引き締めましょう。

 

十二月生まれ

実力があっても今はなかなか認めてもらえません。

今は忍耐強く辛抱する時です。

 

記 丹羽央璃