特徴のある頭能線

今回は、特徴的な頭能線について詳しく説明します。
頭能線は、親指付け根と人差し指の間から始まり手の平を横切ります。知能や才能、精神的活動能力や根気、日常への関心事などを表し、末端がどこへ向かうかでその方の興味や適性がわかります。

・上部方面タイプ
実利的で合理的な考え方をします。

・中間方面タイプ
順応性があり、人柄も円満で信頼も厚い方が多いです。

・下垂方面タイプ
文学や芸術の才能を示し、精神性を重んじます。

殆どこの3タイプに分類されるのですが、まれに生命線に寄り添うように大きく下垂する頭能線があります。

このような方は、精神的な繊細さとナイーブさを持ち合わせています。ロマンティストで精神的なものをより大切にされ、直感力や空想力に優れる方が多いです。
ただ、感情線に島やクロスがあったり、生命線に障害線や島やクロスがあったり鎖状だったりすると、マイナスに働き精神的な心労が多くなる場合があります。
写真の例では、乱れは観られず、より精神的な特徴が出ます。
このように、頭能線はその方の個性として輝いてくるものなのです。

記:玉木 仁邦