生命線の長さと寿命について

手相鑑定で、
「生命線が短いのですが早死にするのでしょうか?」
と聞かれることがあります。
よく聞くと、ご両親のどちらか早死にされた方が多く、自身も同じ様になるのでは…と心配されています。
私のデータでは、男性の場合は父親が、女性の場合は母親が若くしてお亡くなりになったケースが多いように感じます。
生命線は、手相の三大重要線(感情線、頭脳線、生命線)の1つで、人差し指と親指の付け根の中間あたりから始まり、親指の付け根(金星丘)に沿って孤を描きながら手首側に下垂する線です。
主に、健康状態や行動力、バイタリティ度を観ます。
よく生命線の長い人ほど長生きとよくいわれますが、生命線の長さと寿命は関係ありません。
生命線を観る時は、総合的な判断を必要とします。

① 線の張り出し方
② 線の濃さ(感情線、頭脳線と比較同じ濃さが標準)
③ 線の状態(鎖状、切り返し、島、断線、クロス等)
④ 線の長さ
を含め総合的に判断いたします。

では、生命線線の短い人、長い人にはどのような特徴があるのでしょうか?短い人の行動力は抜群で、思い立ったら即行動、内面の思いを表現、瞬間を大切にします。
反面、せっかち、場当たり的な面があります。長い人は協調性があり、家族や仲間を大切に1日、1日を大切にします。
また、我慢強く、頼まれごとを断ることが出来ない面があります。

生命線を改善する手の運動があります。
親指を曲げたり伸ばしたりすることで手相は変化します。
生命線がハッキリしない場合、効果が表れます。

記:玉木 仁邦