手相とフィギュアスケ―ト

陰陽師『SEIMEI』、フリーで最後のジャンプの着地の瞬間会場は大きな歓声に包まれると同時に世界記録が生まれたと誰もが確信した瞬間でもありました。 その演技者は羽生結弦氏、フィギュアスケートNHK杯フリーでの出来事です。 昨年、中国大会で練習中で大きな選手同士の衝突事故があってから結果がなかなかつかない状況が続いてましたが、今回、ショートとフリーを合わせて300点越えとなる322.4点を獲得、驚異的な記録をうちたてました。才能があっても運を引き寄せる力がないことがあります。まさに羽生氏は『SEIMEI』を演じ、ご自身の手の中に運を引き寄せました。 たやまぬ努力の中から生まれる機をつかむ瞬間でもあります。
手相を拝見させて頂きました。

DSC_0187
羽生結弦氏 手相

左手も右手とも感情線は短めです。線の流れは直線的です。感性は研ぎ澄まされ、打てば響く方です。感情の起伏は大きく負けず嫌いです。左手の頭脳線は小指側やや上部に流れます。生命線との起点は離れています。命令や束縛を嫌います。自分で運を切り開きます。高い理想に向かって、変化もいとわず進みます。名声や成功を示す太陽線が手首方面に長くはっきり伸びています。
一方、右手の頭脳線は三重頭脳線です。頭脳線は、考え方や精神活動能力をあらわす一方、運動能力や才能もわかります。多彩な才能と極めて高い運動能力を示しています。 運命線は明るく人気のある月丘より立ち上がる線と身内からの引立て、精神的支えで成功する生命線側より立ち上がる2つの運命線をお持ちです。手形は長くほっそりしています。繊細で直観力、芸術的才能に恵まれ理想が高かくデリケートな面もちあわせます。

12月11日(金)~13日(日)スペインバルセロナにおいて、ポイント上位者で競われる2015年グランプリファイナルが始まります。三連覇となるのか?熾烈な争いになることと思います。
きっと更なる高みを目指して極めていかれることでしょうね。

 

記:玉木仁邦