四柱推命において、最もその人の特徴を示すのが生まれた日の十干の日干です。
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸のいずれかに当てはまるわけですが、10種類の特徴を
一つ一つ調べるのも結構手間ですね。
もっと単純に性格を判断する方法があります。
十干には関わるのですが、パターンとしては2種類です。
甲丙戊庚壬のグループは陽、乙丁己辛癸は陰で正に陰陽説に基づく分類です。
陽グループの性格は、まさに積極的で明るく目立つタイプ。
陰グループの性格は、受け身型で控え目な目立つことを避けるタイプです。
運への向き合い方でも分かりやすく、先日の担当した講座で今年最も運勢の
良い丁(ひのと・火の陰)生まれの人に、今年1年の過ごし方を聞きました。
その時返ってきた回答は「とりあえず良い事が起こってから考える。」とのこと。正に受け身型ですね。笑
これが陽の人の場合は良い運勢が来るのだから最大限利用しようと、1年間のスケジュールを組むパターンが多いようです。
また、陽のグループの人からすると陰のグループの人は自ら本音を言わない不満が有るようで、反対に陰のグループの人からすると陽のグループの人には自己主張が強いように思えるようです。ご自身を含め、友人関係の陰陽のグループ分けだけでも、面白い発見が有るかもしれませんよ。
記:谷口 尚煕