凶の運勢は怖い??

四柱推命講座を担当してますと、生徒さんから必ず巡ってくる凶星の運勢をどのように対処すべきか質問を受けます。イメージ的に凶と言う名前が付くので、そのように捉えるのは、ごもっとも。確かに凶星の巡ってくるときは厄介ごとが目立って多いのも事実です。ただ、厄介ごとだけかと言うとそうでは有りません。凶星も良し悪しの表裏一体で良い一面もあります。
例えば通変星で最もパワーの強い「劫財」。この「劫財」は財を潰す意味が有り、年運として巡ってくると非常に出費の多い状況が発生したり、借金関連はNG。自我が強くなることで周りの人らと衝突しトラブルの連続など聞くだけでもガッカリしますね。ところが、この「劫財」は体力がみなぎる一面もあり、スポーツ選手などは好記録を残す良い流れとなります。私は昨年劫財の一年でしたがスポーツに専念した結果、ストレスを貯めることなく快適な一年を過ごす事が出来ました。スポーツに専念してなかったらストレス発散を散財に廻してたかもしれませんね。
このように、凶運が巡ってきても使い方次第では凶の流れに変化を加える事が
出来ますので、生かし方を考えれば凶運を恐れる事は無いですよ。

記:谷口 尚煕

20210220 劫財

 

 

元々、十干は木火土金水と関係なし?

四柱推命など東洋の占いの基盤となる陰陽五行説。
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の「十干」は、木火土金水に陰陽が当てはめられた名称です。この陰陽五行説が生まれた段階で、この名称が付けられたのではなく、元々あった名称を活用したようです。
古代中国の人々が、数値化するのに用いたのが手の指です。両手で10本、これが物を数えたり月の満ち欠けを基準にした暦の日数にも利用されました。その際に、手の指に名称を付けたのが、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸。右手の親指に甲を、そしてそこから順に当てはめ最後に左手の小指を癸にしました。ちなみに、両手の指は元々「浣(かん)」と呼ばれ、後に「干」となりました。これが、十本の指で「十干」となるわけです。その後、陰陽五行説が生まれた際に10の単位として丁度良かったのが、この「十干」なのです。
ちなみに「十干」同士で最も相性の良い組み合わせを「干合」と言います。
甲⇔己、乙⇔庚、丙⇔辛、丁⇔壬、戊⇔癸の組み合わせです。
何故、この組み合わせが最も良いかと言うのは未だに解明されていませんが、手の平を合わせた時に、指が重なるのがこの組み合わせ。意外と単純な発想が「干合」の起源かもしれませんね。

記:谷口尚煕

 

自分の才能を真剣に考えてみる?

四柱推命の個人鑑定において、魁罡(かいごう)の日に生まれた方に時々お会いします。
魁罡日とは、六十干支の庚辰、庚戌、戊戌、壬辰の日を指し、この魁罡日生まれの方の特徴として、美人の方が多いのも一つの特徴ですが、一芸に秀でた能力の持ち主で有ることも見逃せません。魁罡日生まれの方には、その事をお伝えするのですが大方、自分にはそのような才能は無いと謙遜されます。
そんな時、次の格言をご紹介します。
「一芸に熟達せよ。多芸を欲ばる者は巧みならず」
これは、高知の戦国武将、長曾我部元親が家来に残した言葉です。
多芸だと、達成感および周りに与える影響が弱く、一芸でに秀でれば
達成感だけでなく人生への影響は計り知れません。
魁罡日生まれの方々で平凡な暮らしをされている方!ここは一つ真剣に
自分の才能を見つめなおして一芸に集中し、人生変えて見ませんか?

記:谷口尚熙

価値観の変化

先日、離婚が成立した友人に会いました。
離婚したばかりの人に、皆さんならどのように声をかけるでしょうか。
彼女は、「みんな『おめでとう』って言ってくれる」と言っていました。つまり「離婚しておめでとう」ということは、彼女にとって離婚はプラスの出来事だったのです。
以前でしたら、離婚はあまり良くないイメージのほうが強かったと思います。この例でもわかるように、今の時代は価値観が多様化しています。離婚という出来事一つをとっても、「良い出来事」ととらえる人もいれば「しんどい出来事」ととらえる人もいます。以前だったら、運気の落ちている時期に離婚をしている人が多かったのではないかなと思います。しかし、今は良い時期に離婚をしている人も結構います。友人もそうでした。
四柱推命などで鑑定をするとき、一概にこの年はこういうことが起きるという占断は難しくなります。つまり個人鑑定は、それぞれの環境や状況にフィットするオーダーメイドなのです。
占いの本を読んだだけではみつけられない自分の能力やタイミングを知るために、一度占い師さんの個人鑑定を受けてほしいなと思っています。

記:塩田 一紗乃

滝

四柱推命で「わるい年」はありません!

よくある勘違いなのですが、四柱推命的に「わるい年」というのはありません。

協会の会員が講師を務めている講座を受講されている方は、よく聞いてみてください。

多くの方がわるい年と思っている年のことを、わるい年とは言わず「衰運期」とか「運気の落ちている年」「動かないほうがいい年」(講師によって言い方は違いますが)等という言い方をしているはずです。

このような年も、過ごし方を間違えなければそんなにわるい事も起こらず、普通の年、人によっては良いことがある年にすることができるのです。

その過ごし方の代表的なものは、「現状維持・守り・受け身」です。

この時期は人間でいえば体力気力が衰えるようなイメージの時です。

ですので、大きなエネルギーを使うこと(結婚、転職等)をすると、それに対応しにくい運気なので、結果上手くいかないこともあります。

つまり、多くの人がわるい年と言うのは、「その時期の過ごし方を知らず、いつも通りに過ごした結果わるいことが起きやすい年」ということができるのではないでしょうか。

是非このブログを読んでいる皆様には、占いで自分の運気を知ることにより、一般的に言われている「わるい年」を「良い年」にして欲しいな、と思います。

20190420

 

記:塩田 一紗乃

 

 

500 円で自分発見!

ジュンク堂書店三宮店で発売中の「みんなのリンゴ占い」、販売開始から約 1 カ月経ち順調な売れ行きとなっています。私の周りでも、「子育てに役立ちますよね」「お友達へのプレゼントに買います」と嬉しい言葉が聞こえてきます。四柱推命の中でも、自分自身が強く表れる生まれ日をもとに占っているので、自分の個性や可能性を知るのには良いアイテムだと考えられます。
本の中では 12 種類のリンゴが登場し、それぞれについて書かれています。

☆ 基本的性格
☆ 性質
☆ 能力
☆ ウイークポイント
☆ 開運法
☆ ほめ言葉

どんな物事にも陰陽ある様に、どの人にも良いところがあればそうでないところがあります。ただ、大半の方は、短所をすんなり言えるのですが、長所になると絞り出すように考え込む傾向があります。私の経験上、驚くことに長所と短所は背中合わせの様な関係だったり、微妙に表現や行動を意識する事によってその後が変わったりするものと実感しています。長所ばかり主張しても伝わらないのであれば、短所を上手く交えることで深みが出てきますし可能性も広がると実感しています。また、同じリンゴの著名人や、リンゴ別ベスト相性を見て、みんなとのコミュニケーションツールとして盛り上がってもらえると嬉しいです。
500 円で個性発見!
開運のコツは自分をよく知ること、そして生かすことです。料理・生け花・作品を作る時、どのようなことを意識しながら仕上げていくのか、その工程とよく似たものかもしれません。

ポエムみんなのリンゴ占い本

記:越山 真知央

見事な女性

先月、女優・樹木希林さんが75歳で旅立たれました。
お若い頃からドラマやコマーシャルで個性的な役柄を演じ、またプライベートもパートナーの内田裕也さんと別居婚で注目されるなど、話題性にも事欠かない方でした。お別れの際に内田さんが「見事な女性でした」とおっしゃっていたのが印象的でした。
生年月日の干支をみますと、年「壬午」、月「癸丑」、日「癸酉」となります。年月日とも十干の五行は(水)であり、水の性状としては器や環境によって姿形を変える事ができる柔軟性に優れるので、色々な役柄を演じる特性があり職に生かすことができます。五行では、木なし、火1つ、土1つ、金1つ、日干の水が3つとなり、木が欠けています。

20181010_5行図五行相性の関係では、水は木を育てる関連性がありますので、育つ木があるのとないのでは大きな違いとなります。生まれ日の日干「癸」(水)から五行相性について観ると、木は自分自身が生み出すものであり、技芸などの才能も意味します。しかし、彼女の場合(木)が欠けウイークポイントとなっているので、(木) を補うことでカバーできます。
また、名前は、旧芸名・悠木千帆より、樹木希林に改名されています。命名された時、辞書をみて語呂の良い言葉ですぐに決めたとおしゃっていましたが、姓名判断による占いの目線から観ても、彼女を活かすための手法を感じる事ができます。樹木希林の漢字には(木)が4つあり、四柱推命の五行で3つある(水)の関係を観ると、沢山の水は沢山の木を育てることとなります。また、自ら生み出す豊かな技芸と教養、鋭い感性を次から次へと、とめどなく生み育てることができます。何時も相手を思いやり、肩肘を張らずに淡々とお話されていたのも、ご自身の豊富な経験と謙虚さがなせる業かもしれません。

20181010_樹木希林さん手相_10月ブログ
手相の頭脳線を観ても、月丘に向かい流れていますので、夢やロマンを追い求め精神的なものを大切にする方なので、地位とか名誉とかをあまり気にされないところがあります。ご自身の理想を追い求め、芸術センスも抜群です。また、頭脳線は計3本あり、マルチな才能に優れ、何をしても器用で多芸な面があります。生き様を曲げることなく「生」を全うされたことに敬服するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

記:玉木 仁邦

 

 

結婚は相性とタイミング

先月30日、元AKBで女優の前田敦子さんと俳優の勝地涼さんがご結婚されました。お付き合いを始めて半年足らずのスピード婚との報道に、驚かれた方も多いのではないでしょうか。四柱推命で相性を観てみました。

前田敦子 様
1991年7月10日生まれ
年 辛未(丁)比肩 偏官 衰
月 乙未(丁)偏財 偏官 衰
日 辛巳(戊)   印綬 シ
空亡 申酉
五行 木1 火1 土2 木2 水なし
大運 丁酉 偏官 建 20~29歳
年運 戊戌 印綬 冠

勝地 涼 様
1986年8月20日生まれ
年 丙寅(丙)比肩 比肩 長
月 丙申(壬)比肩 偏官 ビ
日 丙申(壬)   偏官 ビ
空亡 辰巳
五行 木1 火3 土なし 金2 水なし
大運 己亥 傷官 絶 27~36歳
年運 戊戌 食神 ボ

お互いの生まれ日の干支を観ますと、日干「辛」と「丙」は干合、日支「巳」と「申」は支合、つまり干合支合となります。どちらも調和ハーモニーの仲良しの関係で、結びつきの強い相性です。異性として意識し始めた瞬間から、お互いに強烈に引き合ったことでしょう。また、前田さんの年月日の干支が全て陰干陰支に対し、勝地さんの年月日の干支は陽干陽支で、陰陽のバランスもいいです。さらに五行のバランスをみても、前田さんはバランス型、勝地さんは日干五行火の大過となり、相性の良さを観る事ができます。お互いに相手を選ぶ命式なので、パートナーとして相応しい相性です。
結婚の時期は、女性をメインに観ます。前田さんの命式表をみますと、大運が20~29歳まで「偏官」の流れで、女性にとっては男性との出会いや結婚に恵まれる運気となっています。彼女は申酉空亡なので、一昨年、昨年は衰運期でした。今年は印綬の年で、先祖の徳とか九死に一生を得るといった守りの強い年回りとなります。今まで叶わなかったことが前進する運気、いいタイミングでのご結婚となっています。

記:越山 真知央

 

5写真:赤石 光穂

 

 

 

故郷を離れて暮らす人

都会だけに限らず、生まれ育った土地を離れ暮らす人がいます。私もその一人、気付けば人生の半分以上の期間を神戸で過ごしています。元々何をやってもスローな上に田舎育ち、歩く速度も、仕事もゆっくりではありますが、神戸が大好きで離れたくはありません。一方、田舎では過疎化が進みながらも、最近は自然多き地に魅力を感じ移り住む人もいるそうで、不思議なものだなとつくづく感じています。
この記事を読んでくださる方の中にも、故郷を離れ暮らす人がいらっしゃることでしょう。占いでは、下記の見方があります。

【四柱推命】
☆ 年柱が空亡している
年柱とは幼少から若い頃が表れ、早くに親元を離れて暮らす傾向があります。
また、海外で暮らす人も多くみられます。

☆ 命中の十二運に「絶」がある
「絶」は華やかな場所や物を好み、田舎ではなく都会向きです。舞台が大きければ大きいほど才能を発揮できる可能性が広がります。

【手相】
☆ 旅行線がある
旅行線_LI
生命線の下部でわかれる線、開きが大きい程より遠くへのご縁あり、故郷を離れ暮らす人、海外へのご縁がある人に多く見られます。じっとしているのではなく、旅行や移動事などアクティブに動くことで運を開きます。

人とのつながりもそう、住む環境との相性が思わぬ運を招く可能性もあります。占いを色々な角度で観ると、沢山の発見にめぐり会うことができます。

記:越山 真知央

 

キセキの金メダル

平昌オリンピックから嬉しい便りが届いています。男子フィギュアスケートでは、絶対王者の肩書を持つ羽生結弦選手が見事金メダルを獲得、宇野昌磨選手とワンツーフィニッシュを飾り、日本中が歓喜で湧き上がりました。

羽生結弦 様 1994年12月7日生まれ
(12月の節入り日生まれのため、生まれ時間により変わってきます)

①12月7日17:23以前
年 甲戌(戊)印綬 傷官 養
月 乙亥(壬)偏印 正官 胎
日 丁卯(戊)   偏印 ビ

②12月7日17:23以降
年 甲戌(辛)印綬 偏財 養
月 丙子(壬)劫財 正官 絶
日 丁卯(甲)   印綬 ビ

空亡 戌亥

日干「丁」
陰の火、ロウソクに灯る炎であり、上品で控えめなイメージです。一見、物静かな印象ですが、人一倍負けず嫌いなタイプです。火は文明・文化・芸術とのご縁あり、また移ろう性状から、気が変わりやすい傾向があります。
中心星「正官」
品行方正でまじめなタイプ、面白味にはかけ融通がきかないとこともあります。
日の十二運「ビ」
攻めではなく守りに強いタイプ、先を重んじながら慎重に物事を進めます。おとなしく周囲への配慮ができる反面、神経質なところがあります。
年柱上「印綬」
先祖の守りであり、ピンチの時救いの手が差し伸べられる運をもっています。
日干「丁」の方にとって、今年「戊戌」年は「傷官 養」となります。傷官とは官に傷と書き、仕事や発言のトラブルには注意とされ、怪我や手術事などの健康面にも十分留意することです。一方、技芸を磨きボランティアに努めることに適し、攻めではなく守りに徹する時です。日支「卯」と年支「戌」は支合し傷官の意味を強めると共に、今年、来年と空亡となっています。本来であれば衰運期と捉え要注意の年となりますし、勝負事にも強いとは言えません。昨年末、公式の練習中に右足負傷したことも重なり大変心配される境遇でした。
四柱推命は読んで字のごとく命を推し測る占いです。天の時のみで観るのは浅はかであり、同時に地の利 (立場や実績、人物像など) 、人 (周囲からの応援や評価などの影響) を加味すると運は大きく動きます。
どんな時であろうと己を信じ全身全霊で臨む姿勢は逞しく、ショートプログラム、フリーとも果敢に挑んだ結果は見事オリンピック金メダル二連覇となる偉業を成し遂げたのです。宇野選手の銀メダル決定と同時に涙ぐんだ表情は更に嬉しそうで、胸を打つものがありました。
羽生選手、そしてメダルを極めたアスリートの皆様おめでとうございます。
そしてオリンピックという大舞台で活躍されたアスリートの皆様に敬意を表します。

記:越山真知央