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手相が語る貴方の恋愛運~感情線~

今回は手相が語る貴方の恋愛運について少しお話をしてみましょう。
手相の中でも結婚線は有名ですが、 感情線からも判断できるのです。
恋はまさしく感情が織り成すドラマ、 貴方の恋するパターンを観てみましょう。

感情線は小指下部より人差し指方面に伸びる線です。
名前の通りその人の思いやりや優しさ、愛情に対する姿勢を表します。
また個人の性格や今の気持ちがでます。

1.感情線の長さ(先端)を観てみましょう。

【人差し指と中指の間に向かう】
相手に対して心の優しい思いやりのある方、良い意味で常識的です。
やや気を遣いすぎる傾向があります。
思い切って相手の気持ちに飛び込んで行く勇気も必要でしょう。

【人差し指の下まで伸びる】
冷静な判断力が あり、恋愛感情をあまり表に出しません。
恋の駆け引きを楽しみながら相手を見つけます。
じっくりと構えるのでチャンスを逃すこともあります。

【中指の下までで止まる】
非常にセンスのある方で、大恋愛をします。
好き嫌いがはっきりしています。
ただ熱しやすく冷めやすい傾向があります。

【中指に向かう】
自分中心の世界感を持ち優先する方です。
相手に対しても同じ価値観であることを望みます。

【先端が第一火星丘に向かう】
よく相手の世話をやきます。
お節介やきの面もあります。

2.感情線からの支線を観てみましょう。

【上向きの細かい支線がでている】
明るく 前向き な恋をします。
相手に対しても些細なことでやきもちは妬きません。

【下向きの細かい支線がでている】
相手の事がいつも気にかかります。
やききもちを妬きやすい傾向があります。

【先端が二又、三又に分かれている】
ずばりおもてになります。
寛大な心を持ち、相手の方を成功に導きます。
意識せず接しているのですが、勘違いからやきもちを妬かれやすいです。

貴方に当てはまるパターンはありましたか?
手相は毎日変わります。
また変化を読み解くことで毎日が楽しくなります。
9/10更新ブログでは、頭脳線から貴方の恋するパターンを観ていきましょう。

記:玉木仁邦

八月の運勢

誕生月別易占から見る八月の運勢

 

一月生まれ
かつて思いが復活する時です。
断念したことにもう一度チャレンジ入してみませんか。
芽吹きの手前のような軟な時、急がず焦らずがポイントです。

 

二月生まれ
心にわだかまりはありませんか。
問題があるのなら早めに解決しましょう。
ただし強行ではなく和を基調に進めることです。

 

三月生まれ
暑い夏、知らず知らずのうちに体内の水分は放出されています。
急な脱水症状を起こさないよう、暑さ対策を入念にしましょう。
まめな水分補給を心掛けて下さいね。

 

四月生まれ
疲れを溜めないよう注意が必要です。
栄養価の高い食品を摂ることで夏バテ防止に努めて下さい。
日焼けによる皮膚トラブルには気をつけましょう。

 

五月生まれ
無理難題に追われ不平不満を言ってしまいそうです。
思いが報われない程しんどいことはありません。
しかし今は辛抱の時、冷静になって状況の変化を待ちましょう。

 

六月生まれ
目標に向かって頑張ってきた方は十分な備えが出来ていることでしょう。
しかし今は現状維持でいることです。
勇み足にならず、もう一度世間に目を向けて下さい。

 

七月生まれ
頑張りが認めてもらえず空しい思いをしそうです。
残念ながらあなたの熱意は今、日の目を見る時ではありません。
今は準備計画の時期に最適なので、更に磨きをかけ発揮の時を待ちましょう。

 

八月生まれ
好機の時は配慮に欠けることが心配されます。
思い通りに事が運ぶ現状に感謝しましょう。
ハプニングがあっても慌てずに、おのずと時が解決してくれます。

 

九月生まれ
自分の行いを振り返り、反省すべき点は大いに反省しましょう。
問題ごとは長引かせないこと、早期解決がポイントです。
リフレッシュした時、新しい風があなたに注ぎ込むことでしょう。

 

十月生まれ
恋愛運が順調で、ついつい開放的な気分になりそうです。
相手を見た目でだけで判断するのではなく真の目で見極めましょう。
一過性の思いで羽目を外すことの無いよう甘い誘惑には注意して下さいね。

 

十一月生まれ
早まった決断は波乱を招きます。
心に迷いがあり揺れ動いていませんか。
信頼のおける方のアドバイスを素直に受け止め、方向性を定めましょう。

 

十二月生まれ
今まで成果が上がらなかったことに光が見えてきます。
努力を怠ることなく、誠実に対応することです。
やがて形となり充実感が得られることでしょう。

 

 

 記:越山真知央

 

 

運は食にあり Ⅲ

 

観相師である水野南北が「人の運は食にあり」と唱えたのは江戸後期のことです。

概略を説明しますと、彼は幼少期に孤児となり十歳の頃から飲酒を始め、十八歳の頃盗みを犯し入牢します。そこで囚人と娑婆の人間との間の人相に極だった違いがある事に気づき、観相に興味を持ちます。

出獄後易者に自分の人相を見てもらったところ、険難の相とあと一年の寿命を告げられ、避けるには出家しかないと教えられます。しかし住職は一年間、麦と大豆だけの食事を続けないと入門させないと断ります。

命惜しさに約束を守り再び易者に会うと「険難の相が消えた。何か大きな功徳を積んだに違いない。」と驚かれ、食生活を改善したいきさつを話すと「それが陰徳を積み、相まで変えたのだ。」と言われたのです。

まさにこの体験が観相師としての原点となり、「食生活が運命をも左右する」という哲学に目覚めさせたのだと思います。

晩年には相法においてに日本中祖の号をおくられ皇室のひいきを受け、財を得る事が出来ました。

 
今と250年前の食生活ではあまりに差が大きく、そのまま当てはめる事はできませんが、その精神は現代でも大いに参考になると思います。いくつか要約を箇条書きしてみます。

 

・  病身短命の人は日々朝日を拝めば長寿を保つ事ができる。

・  美食を続けると消化器系の病気になる。

・  肉体労働者は大食しても良い。

・  吉相でも碁、将棋、遊芸を好むものは出世しない。

・  高齢者の肉食は害が少ない。

・  立身出世の後、相応の裕福を得てからの飲食を楽しむことは良しとする。

・  粗食の者は貧相でも幸運をつかむ。

・  食べ残すことを陰徳とし腹八分の状態であれば食べないことが陰徳を積む。

・  現世に食を慎めば来世に果報を得る。

・  食を慎む事により五臓が健やかになり、身体が健康になれば気力がみなぎり、それに運も開ける。

・  夜なべは大凶、朝寝坊は貧窮短命。

・  五穀と塩に宿る神ほど尊い神はない。

・ 長生きし子宝を得ようとする者はまず水を大切にすべきである。

・  相貌が良くても火を粗末にする者は生涯立身出世しない。

この様に水野南北は食という観点から人間の運命を解き明かしているというところが大変興味深く感じました。

 

記  丹羽央璃

お金持ちと手相

先日、カルチャー教室で『お金持ちの手相.運の良い人の手相講座』と題して2回に分けて講座を致しました。

お金は私達にとって大切なものであり、無くてはならない日常生活上とても必要なものです。なければ困りますし、沢山あるからといって必ず幸せになるとも限らないみたいですね。お金には熱があり、人それぞれ扱える金額が決まっているとも言われています。場合によっては許容量を超えると大やけどするようなケースに陥る危険性もあります。

実際にアメリカで大成功をおさめたスポーツ選手の約6割は、自己破産してしまう傾向があるようです。破産したアメリカの元スポーツ選手の話を例に取り上げますと、現役時代にはお金を使ってもすぐにまた収入があるという状況にあるので、それほど心配することもなくどんどん使っていきます。しかし現役を終了した矢先、お金が減っていく恐怖に襲われる心理状態に変化するそうです。不安に駆られた衝動もありプロの投資家に依頼して資金運用をしようと企てるのですが、過去の栄光にとらわれ、ちやほやされた派手な生活は急には変えることができず、ハイリスクハイリターンな資金運用をして失敗するパターンだそうです。

また、日本でも宝くじの高額当選者には、「その日から読む本、突然の幸せに戸惑わないために」と小冊子が配布されます。内容は宝くじで高額当選したことによって以後の人生が狂わないための心構えなどが、臨床心理士、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどの助言を元に書かれています。それでも当選者の多くの方は「自分は運が良いから、多少は使っても又当たるから大丈夫。」などと過信し、浪費に流されるようです。

お金の儲け方に着眼しても人それぞれです。

バブル期の華やかな事業から高齢化という時代背景に合わせ転身された方、金銭を追い求め物言う株主として大成功された方などどうでしょうか?かつて時代の寵児として名を馳せたH氏の全盛期の手相は、ますかけ線で太陽線は生命線まで届き、自身のオリジナリティで稼ぐことの出来る運の良さを物語っていました。しかしながら誰もが大成功と思った矢先にインサイダー取引で逮捕され、当時のニュースで騒がれたことはみなさんご周知の通りです。まるで易経の卦の一つ、乾為天の上爻「亢龍悔い有り。」の如く、天から地へと突き落とされたような現実でした。

それに対して経営の神様として称えられた松下政経塾の創設者・松下幸之助氏、国を憂い日本の資本主義の祖として名を遺した渋沢栄一氏、日本財界の雄として活躍した新日鉄元会長・永野重雄氏など立志伝中の人物の手相を観ると一定の共通点があります。それは三大線がはっきりしている、金星丘の膨らみが特に大きい、また木星丘をはじめ各丘の豊かさがある、運命線・太陽線・財運線が強く針の様に刻まれている、もしくは起点が同じ三奇線であったり、きれいに並行して走るなど運気の強い強い手相が特徴的です。素晴らしい手相をしてるから成功したのではなく、ご自身の才能を社会のために尽くしてこられ、本当の豊かさは何かと気づいていたからこそ、力強い手相となり成功なさったのだと感じます。実際に物よりも奉仕事業などに貢献し、人材を大切にしたことでも名声があります。

いつの時代も、人のお金に対する物質的な気持ちというのは際限なく広がるものです。しかし物欲・金銭欲だけを追求しても本当の意味での喜びとはならないようですね。

今回お金持ちの人の手相、運の良い人の手相を観ながら人の豊かさとは何か、改めて感慨深く思いました。

 

記:玉木仁邦

七月の運勢

誕生月別易占から見る七月の運勢

 

一月生まれ
ご自身の力量をわきまえ、行動していくことが大切です。
不可能と思うことには着手しない判断で吉です。
今までの努力が無駄にならないように守りに徹して下さい。

 

二月生まれ
今までの努力が形となり充実した気分になれます。
ひとまず頑張った自分を褒めてあげて下さい。
満足することなく、次の目標を打ち出しましょう。

 

三月生まれ
今まで備えてきたものを遺憾なく発揮する時です。
内部に留まらず外部への発信を意識しましょう。
自らの経験と実力がものをいいます。

 

四月生まれ
気持ちが定まらず、揺れ動く運気です。
誠意のない適当な返事は信用の失墜になりかねません。
心の隙を見せないように気を付けましょう。

 

五月生まれ
積み重ねた努力は無駄ではありません。
ただ、もうひと押し念には念を入れることです。
底力と忍耐が、より以上の結果をもたらしてくれます。

 

六月生まれ
新しい希望を見つけスタートしたい時ですが、遮りが邪魔をしています。
何も企てずに曖昧な気持ちのままでは行き詰ってしまいます。
今は準備計画の時と捉え、秋頃を目標に備えましょう。

 

七月生まれ
外面では隠せても空虚さが漂う運気です。
内面充実に心掛けましょう。
熱さが増す時期ですし、美味しいものを食べて心も体も元気に!

 

八月生まれ
順風満帆に事が運び、昇進・出世のチャンスがきました。
一歩前に出ての発言も勢いを増し伝わるでしょう。
敵を作らず細心の注意を払うことで好機を保ちましょう。

 

九月生まれ
志同じくする仲間に恵まれます。
抜き出るのではなく、和気あいあいと馴染むことがポイントです。
お互いに向上心を養える関係を築けるでしょう。

 

十月生まれ
食事を意識して運気アップしましょう。
親しい方との交流にも積極的に設けましょう。
調子に乗り過ぎて羽目を外すことのないように、誠意を持った発言が幸運を呼びます。

 

十一月生まれ
賛同が得られず、仲違いの起こるときです。
無理矢理押し進めることは周りの反感を買うことになります。
ひとまず留めること、引く勇気が問われます。

 

十二月生まれ
あなたの実力・魅力が発揮できず、もどかしい思いに駆られます。
今は光を放てない位置の運気です。
焦らず自分磨きの時期と置き換え、底力のある輝きを備えましょう。

 

 

記:越山真知央

 

 

運は食にあり Ⅱ

 

 

 

「食べ物だけで余命三か月のガンが消えた」 高遠智子著

もうお読みになりましたか?題名だけでグッと引きつけるものがあり、ずっと気になっていた本

です。ガンは一生のうちで二人に一人がなると言われており、まさに現代の国民病となっていま

すね。

 

この本は単なるレシピ本ではありません。スキルス性末期ガンを宣告された若い女性が死を覚悟

して、最後の夢(モネの庭園を見たい)を叶えるため車いすで単身渡仏します。そこでたまたまモン

マルトルのマルシェでトマトをかじった時、抗がん剤の副作用で乾いていた唾液が溢れ出て「食

べ物で病を治せるかもしれない」と直感するのです。

 

そこで彼女のとった行動には脱帽です。食の都パリで料理を学ぼうとリッツエスコフィエの門を

叩き、断られても諦めずに入学の許可をもらいます。

おそらく体は極限状態だったことでしょう。しかし “毎日、幸せ ”な心で食を学び続け四年後には

フレンチガストロノミー上級ディプロマを取得するのです。体は再生を続けてほとんどのガンが

消えていきました。

その後中国に渡り国際中医膳師免許を取得し、食で細胞が活性化することを体感します。

 

この本はガン闘病中の方や食の大切さを理解している方には福音となるでしょう。

私自身も姉をスキルス胃癌で亡くしているのでとても興味深く一気に読んでしまいました。

 

食の大切さと共にこの本のメッセージにはもう一つ大きな事が込められています。

“これがやりたい”という目標を持つことが、生きるエネルギーとなり、奇跡をも起こすということです。

 

記 丹羽央璃

 

手相と歴史

今回は手相の歴史をさかのぼり、過去に刻まれた手相を見てみます。

手相の発祥は古代インドに始まり、一方はエジプト、ギリシャを経てヨーロッパ全土に伝わりもう一方はシルクロードを経由して中国、韓国へ伝わった後、仏教と同様に日本へ伝道されました。

「神は、人間の手に印を刻んだ。自分の天分を知らしめんがためなり」 と旧約聖書にも手相に関する内容を思わせる記述があるように、古代より手に現れる線や掌紋の研究は盛んに行われてきました。

いつの時代も自分を知りたい、未来を知りたいと思う気持ちは変わらないのでしょうね。

昔から残存する手相と言えば仏像の手のひらに刻まれたもので、中でも一番有名なのは奈良の大仏さまです。

正式な名称は東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)と言われ、聖武天皇の発願により建立されました。

手相を拝見しますと、ますかけ線(手のひら親指上部より手のひら小指側に真っ直ぐに横切る)です。

ますかけ線の方は変化の激しい時、浮き沈みある大きな環境で力を発揮される方です。

当時の天平時代とは、争い、飢饉、疫病、大地震など人々の不安が極まった波乱万丈な時代だったと言われていますから、それらの混乱を鎮め国家安泰に導くことを祈念したことが推測されます。

開眼法要を実施するともに手相にも願いを込め刻んだのではないでしょうか。

また薬師如来像の手相 は、感情線がやや直線的に人差し指下部まで長く伸びています。

感情線の長い方は、冷静、沈着、判断力に優れています。

指のつけねのと感情線の間が広く心の度量の大きさを表し、感受性の豊かさがみられます。

頭脳線は月丘方面に下垂していることから、物理的、実質的なものよりも精神性を重んじ、信仰心に満ち溢れカリスマ性があり、人々を慈悲の心で導かれていかれたと推測できます。

仁王像の手相を見てみますと生命線と頭脳線の起点が離れているものを多くみます。

これは邪悪なるものの仏敵は一切寄せ付けないようにと、仏さまをお守りする強い強い意志の表れなのでしょうか?

このように仏像を見ることで過去からのメッセージを少し垣間見ることができます。

手相は特別なものではなく、自分自身を表しています。

貴方の才能、穏やかな優しい気持ち主であるかどうかは手をみればわかりますよ!

まだまだよくわからない自分、よく知っているようで何もしらないお友達の事など、タイムトンネルをくぐり受け継がれた手相によって見てみてはいかがでしょうか。

 

記:玉木仁邦

六月の運勢

誕生月別易占から見る六月の運勢
 

一月生まれ
現状に満足していませんか。
高慢にならない様に気を付けましょう。
慎重さを重んじ感謝の心を忘れずに。
 

二月生まれ
孤独で寂しい思いをしそうです。
今はじっくり自分自身を見つめ直しましょう。
回り道に発見が潜んでいますよ。
 

三月生まれ
大いなる希望に満ち溢れる時です。
追い風に乗って色々な発見があるでしょう。
知恵・アイデアを錬成し好機を大切に。
 

四月生まれ
自身の才能が発揮できず、苛立ちが多くなっていませんか?
今は結果を急いではいけません。
焦らず成果実現の時に備えましょう。
 

五月生まれ
思い通りに物事が運びます。
陽極まれば陰に転ずる、世の常をお忘れなきように。
誠実さがポイントです。
 

六月生まれ
誕生日近くは何かと体調を崩しやすい傾向があります。
万事において注意が必要です。
特に食中毒には気をつけましょう。
 

七月生まれ
悩み事が多くなる時です。
自暴自棄にならず冷静に過ごすことに撤しましょう。
雨が多くなる時季、体を冷やさないように注意しましょう。
 

八月生まれ
人間関係が上手くいく時です。
仲の良い友人とお出かけして親睦を深めるといいですね。
芸術を通して感性を養いましょう。
 

九月生まれ
上手く運ばなかった物事に進展がみられます。
今までの努力が形になる時です。
じわじわと進んでいきましょう。
 

十月生まれ
新たな目標を発見し希望に心弾む時です。  
指針が決まれば行動に移しましょう。
気分転換にカラオケもいいですね。
 

十一月生まれ
感受性豊かに心が養われます。
いつもとは違った場所へおでかけしてみませんか。
見聞を広げることで新たな発見もあるでしょう。
 

十二月生まれ
望みは高く、なかなか思い通りに進みません。
しかし苦難苦労を乗り越えてこそ大きな実りとなります。
一歩一歩着実な歩みが試される時、根気よくいきましょう。
 
 

 記:越山真知央
 
 

運は食にあり

最近のテレビ番組ではダイエットを含め、健康に関することを扱っているものが目立ちます。“食”の大切さに皆の関心が向いてきているようです。

 

日本の相学の大家といわれる水野南北は“運は食にあり”と明言しています。節食、粗食にすることによって人相や手相が良くなり、やがて運命が好転していくことを、自らの体験を通して悟り得ました。

 

さて現代においても新谷弘実博士(世界で初めて大腸内視鏡ポリープ切除を開発)がその著書の中で、胃腸にも胃相、腸相というものがあり、腸のきれいな人は真に健康であり肌も美しいと述べています。

彼も玄米や野菜中心の食事を推奨しています。食事や生活習慣を正すことによって癌などの成人病を予防できることは今や常識ですが、やはり三十万人の腸を診断されてきた医師の言葉には説得力がありますね。

 

手相は正直です。食生活に留意している人の生命線は、乱れなくスッと伸びています。

 

人間の欲の中でも強い食欲ですが、いかにコントロールできるかが、いつまでも健康でイキイキと過ごせるかの要ではないでしょうか。

 

記 丹羽央璃

相撲と占い

大相撲夏場所が5月11日(日)から始まります。

今や外国人力士が多くなった影響からか、土俵上でガッツポーズをする姿や仕切りで腕立て伏せをする横綱も見られることに違和感を感じるのは私だけでしょうか。

相撲は古くより神事との謂れが語り継がれています。

五穀豊穣を願う奉納相撲は神々に捧ぐ感謝の意味があり、立ち合いが行われる神聖な場・土俵には占いの要素を取り込んだ決まり事があります。

土俵の中央の円が陽であるのに対し、外側の四角は陰を表しており、東西南北の方位を配置すると共に季節を表しています。

つり天井の四隅を見れば色のついた房が垂れ下がっており、青房=東の方位で春、赤房=南の方位で夏、白房=西の方位で秋、黒房=北の方位で冬を表し、神様は北の方位より相撲をご覧になるので、行司は反対側の南に配置されることが習わしとなっています。

また房の色は五行思想であり、青は木・赤は火・白は金・黒は水を表し、黄は土で中央にある土俵が配置されています。

そして、対戦相手の番付上位者は東方より土俵にあがります。(土俵入りも同じです)

また行司の掛け声「はっけよい」については諸説ありますが、ひとつは発気揚々と気持ちを高揚させる意味合いと、もうひとつは「八卦よいよい、残った残った」の言葉から易の八卦が良いと八方向(360度)残っていますよ、の意味合いがあるともいわれています。

また、横綱の土俵入りで拍手を打ちますが、陽の左手と陰の右手を合わせることにより、陽と陰が交わり混沌となり、全てのはじまりである大極を形成し無に宇宙が生じます。

相撲と神事は密接な関係があり、数多くある格闘技やスポーツとは違う奥の深さを感じます。

今場所は大躍進に間に合わずざんばら髪が印象的な人気力士・遠藤のまげを結っての相撲をみることができるようですし、またエジプト出身の大砂嵐など熱戦が期待出来そうな予感がします。

 

記:玉木仁邦