運は食にあり

最近のテレビ番組ではダイエットを含め、健康に関することを扱っているものが目立ちます。“食”の大切さに皆の関心が向いてきているようです。

 

日本の相学の大家といわれる水野南北は“運は食にあり”と明言しています。節食、粗食にすることによって人相や手相が良くなり、やがて運命が好転していくことを、自らの体験を通して悟り得ました。

 

さて現代においても新谷弘実博士(世界で初めて大腸内視鏡ポリープ切除を開発)がその著書の中で、胃腸にも胃相、腸相というものがあり、腸のきれいな人は真に健康であり肌も美しいと述べています。

彼も玄米や野菜中心の食事を推奨しています。食事や生活習慣を正すことによって癌などの成人病を予防できることは今や常識ですが、やはり三十万人の腸を診断されてきた医師の言葉には説得力がありますね。

 

手相は正直です。食生活に留意している人の生命線は、乱れなくスッと伸びています。

 

人間の欲の中でも強い食欲ですが、いかにコントロールできるかが、いつまでも健康でイキイキと過ごせるかの要ではないでしょうか。

 

記 丹羽央璃