熊本駅近くの商業施設で占いを始めて早二年。
様々な業種の方が鑑定に訪れました。
その中で、この業種の人がナゼ?と言う方が
いらっしゃいます。
その業種は科学者の方。
理系で化学系、工学系など数値化を得意とする
研究者の方が自分の宿命や運の流れを知りたいと
鑑定にみえられるのです。
占いは一般的には科学的根拠に乏しいと思われ、
オカルト(神秘主義)の扱いを受けます。
私も確かに占いをやる上で科学的根拠や数値化を
示す事は中々難しいし、そこが占いの弱点であると
日々考えます。
そんな科学的根拠の弱い占いを科学者はナゼ求めるのか?
それは科学者ほど、科学が万能ではなく、不確定要素が
常に存在している意識が、一般人より強いからです。
その中で、占いが一概に不確定の塊とは言い切れず、
科学のヒントにも成りうると捉えています。
万有引力で有名な科学者ニュートンは聖書研究の中で、
キリストを神の仲介役である予言者扱いをしており、
神秘主義にも傾倒していました。
科学者と占いは縁遠いと思いきや非常に親しい関係でも
あったのですね。
記:谷口 尚熙