四柱推命によるノーベル賞受賞者の特徴

 

日本人の歴代ノーベル賞受賞者は1949年の湯川秀樹氏を筆頭に今年受賞された中村修二氏、天野浩氏、赤崎勇氏を含めると総勢21名いらっしゃいます。

日本人では化学、物理学方面の理系の方が大半で経済学者は一人も受賞されておりません。皆さんの生年月日から四柱推命による命式を出しまして、その傾向を探ってみました。

 

まず、日干五行(木、火、土、金、水)では『木』が半数近くを占めていました。

すべての星の中で最も粘り強く、最後まで諦めずにやり抜く、蔓のようなしなやかさも備えた『乙』が一番多く、次に真面目で実直な責任感が強い性格の『甲』です。同数でカンが鋭く客観視できる『辛』。『丙』だけ0でした。

 

ここで陰陽の観点から観ますと、日干が『陽』(甲、丙、戊、庚、壬)よりも『陰』(乙、丁、己、辛、癸)の方がはるかに多い事も興味深い事です。先頭に立たず、周りに従いながら力を養っていく『陰』の方が結果を出しています。

 

中心星は組織の中で出世していく『正官』が最も多く、二番目は独創性に秀でて機転の利く『偏印』でした。自己主張の強い『比肩』『劫財』ではありません。

 

日柱の十二運は目上(スポンサーといったところでしょうか)の引立てで運を開く『養』と、意外ですが何事に対しても“決めつけない”『沐浴』が多い結果です。オリンピックのメダル獲得者の『帝王』、『建禄』が多いのと比較すると面白いですね。

 

以上、大変興味深い傾向を識る事ができました。

 

記:丹羽央璃

 

天戦地冲の年

天戦地冲の年は何方にも60年に1年訪れる要注意の年です。

何だか穏やかではない年を意味することは文字を見ても連想できるでしょう。

天で戦い地で衝突すると書くこの年回りは、まさに台風真っ只中で雨風の吹き荒れる運勢であることを表します。

四柱推命でご自身の生まれ日の十干からみた通変星が偏官に当たり、かつ十二支が冲となる年です。

偏官とは仕事の星(女性にとっては配偶者・男性の星)であり、また身を剋する星でありますので、その面のトラブルの警告です。

立場・地位・ポストが高いほど雲泥の差が大きく現象面に出やすい傾向があります。

また健康上に不安のある方はもちろん、特に中年期以降の年齢層の方は健康により以上の注意をするといいでしょう。

このような衰運期には何かと慌てふためいてしまいがちですが、暗雲立ち込める時だからこそ勇み足にならず受け身に徹することが肝要です。

事前に運勢を知り落ち着いた行動をすることで大難を小難に変えることも出来ます。

難題を乗り越えることが得る喜びにつながることもありますので、嵐が過ぎ去るのを待ち冷静になることです。

今年、天戦地冲にある生まれ日の干支にあたるのは『戊子』の方です。

今年は『甲午』年、十干『戊』から見て『甲』の通変星は偏官にあたり、十二支『子』と『午』は冲します。

また『戊子』は午未空亡となりますので、衰運期が重なりなお一層の警告を発しています。

STAP細胞の論文問題で捏造疑惑の渦中にある小保方晴子氏も『戊子』日生まれ、去年の干合年の運気とは正反対の現象が起こっていることはみなさんご周知のとこでしょう。

昨日の記者会見は見るに堪えない運気の作用を感じずにはいられませんでした。

 

記:越山真知央