天戦地冲の年は何方にも60年に1年訪れる要注意の年です。
何だか穏やかではない年を意味することは文字を見ても連想できるでしょう。
天で戦い地で衝突すると書くこの年回りは、まさに台風真っ只中で雨風の吹き荒れる運勢であることを表します。
四柱推命でご自身の生まれ日の十干からみた通変星が偏官に当たり、かつ十二支が冲となる年です。
偏官とは仕事の星(女性にとっては配偶者・男性の星)であり、また身を剋する星でありますので、その面のトラブルの警告です。
立場・地位・ポストが高いほど雲泥の差が大きく現象面に出やすい傾向があります。
また健康上に不安のある方はもちろん、特に中年期以降の年齢層の方は健康により以上の注意をするといいでしょう。
このような衰運期には何かと慌てふためいてしまいがちですが、暗雲立ち込める時だからこそ勇み足にならず受け身に徹することが肝要です。
事前に運勢を知り落ち着いた行動をすることで大難を小難に変えることも出来ます。
難題を乗り越えることが得る喜びにつながることもありますので、嵐が過ぎ去るのを待ち冷静になることです。
今年、天戦地冲にある生まれ日の干支にあたるのは『戊子』の方です。
今年は『甲午』年、十干『戊』から見て『甲』の通変星は偏官にあたり、十二支『子』と『午』は冲します。
また『戊子』は午未空亡となりますので、衰運期が重なりなお一層の警告を発しています。
STAP細胞の論文問題で捏造疑惑の渦中にある小保方晴子氏も『戊子』日生まれ、去年の干合年の運気とは正反対の現象が起こっていることはみなさんご周知のとこでしょう。
昨日の記者会見は見るに堪えない運気の作用を感じずにはいられませんでした。
記:越山真知央