神戸市立垂水勤労市民センターでの手相鑑定会 報告

1月31日に今年初めての鑑定会、そして垂水勤労市民センターでは初めての手相鑑定会です。初めてにもかかわらず、そしてとても寒いにもかかわらず、開始の11時時点にはすでに16名の方にお越しいただいていました。16時までの間とぎれることなく鑑定をさせていただき108名の方の手相を拝見いたしました。今年最初の鑑定会で多くの方と楽しい時間を過ごせました。

20170131 垂水手相鑑定会鑑定例を報告します。

60代女性。見事な向上線が目に付きました。「今何かに夢中になっておられますか?」とお尋ねしますと「いいえ,別に何も」との事。「お仕事や趣味でも何かなさってないですか?」と再びお尋ねしますと「仕事を定年で辞めたので、最近何となく水彩画を始めました」と気弱です。「水彩画とてもむいています。そのうち夢中になられますよ」と申しました。両手とも頭脳線が月丘に下垂し(想像力豊か),金星環(芸術的,色彩的センス)があったからです。又感情線の先が枝分かれしているので社交性も豊かとお伝えすると「私、人と居るより1人がいいんです」との事。「水彩画のお仲間にも思いきって声をかけると輪が広がります。手相が教えてくれていますよ」とアドバイス致しました。「水彩画もっと真面目にやってみます。又お茶に誘われたら参加するようにします」と目を輝かせて帰られました。手相は思わぬ自分を気付かせてくれたり,これからの事も先周りして教えてくれるのです。

柏木啓伶

 

「子供たちが独り立ちしたので、何かしたいのですが…」とお尋ねになりました。手相を拝見すると、頭脳線と感情線がつながっている、ますかけ線です。「ますかけ線は、人生の浮き沈みが多い中でも、落ちても這い上がる力があり、チャンスに恵まれると実力以上の才能を発揮します。今まで専業主婦で子供さんのためによく尽くしてこられましたね。これからはご自身のために楽しみを見つけ、個性を豊かに育んで下さい」とお伝えしました。この年代の方々は、結婚したら家を守っていくことがあたりまえのことでしたが、現代は女性も外に出て働き、社会に必要とされる時代です。もしも「ますかけ線」をお持ちであれば、自分の強みや生きがいを逸早く見つけ、人生に結びつけることをお勧めします。

藤本麗璃

 

40代女性。 最近仕事を始めたのですが、今後の仕事運はどうですかと、問われました。 お話を伺うと、職場に特に不満はないけれど、このままでいいのかと不安もあるようです。 運命線を観ると50歳辺りからくっきり太くなり、太陽線も一本の針のように深く刻まれた線で、安定した金運の持ち主であることを表しています。また、感情線は上下に支線があり、社交性の良さを表しています。「大丈夫です。手相からは良い兆しが出ています。不安になることはないですよ」とお伝えしました。彼女の「日々頑張っていきます」の言葉に、決意と安心が感じられました。

大森央豊

 

50代男性。感情線・頭脳線に比べ、生命線が弱く見えにくくなっていました。健康面についての心配がないかをお聞きすると、「ギャンブルにお金を使い過ぎて、あまり食べていない」との事でした。両手は軽く開き、太陽線は3本上に横線もあり、金銭は入っても出る方が多くなっている現状が相に刻まれていることを含めお伝えすると、今年に入りギャンブルは控え、カラオケや友達との飲食を楽しむようにしているとのこと、いい心構えですし変わらず継続して欲しいですね。色々とあっても娯楽が何よりの生きがいなのでしょう、運命線は感情線上にもきれいに一本伸びています。年齢と共に体は無理が効かなくなるので、まず食を整え元気でいられるようにして下さいね、と指の運動で生命線を鍛えることを添えてお伝えしました。

越山真知央