7月24日25日、リーガロイヤルホテル内の文化教室が主催する「第43回エコールドロイヤル文化祭」が開催されました。開場には受講生さんの個性あふれる作品が並び、体験コーナーなども設けられ、ホテル内では納涼を楽しむ人達が行き交っていました。当協会の手相鑑定会にも1日目31名、2日目44名、計75名の方がいらっしゃいました。ご報告を致します。
鑑定会では何故か流れがあってよく似た手相を観ます。今回の鑑定では、左右の手相が全く違う傾向がありました。片手は芸術方面に長け精神的な事を重んじ、もう一方は現実的に物事を割り切る事が出来るクールなイメージの手相です。きっと心の部分を大切に考えながらも、仕事は仕事と割り切って人生をエンジョイなさっていらっしゃるのでしょう。皆様、若々しくハツラツとなさってました。
峯山 清州
60代女性。「これから何か楽しい事はあるでしょうか?」と、お尋ねになりました。運命線を観ますと、手首からまっすぐ中指の下まで伸びています。恵まれた環境で過ごされたようですね。現在もやりたい事がいっぱいあるように見えますよ。そして手のひらの真ん中あたりに刻まれる十字です。手のひらのお守りであり、ピンチに陥った時にもスッと救いの手があるラッキーな線がありますね。「言われてみるとまだまだやりたい事が沢山あります。そしてラッキーなことが多いかも!」思い当たる節があったのでしょうね。後の会話では趣味の話をイキイキとした表情で語られておりました。
黒木 梨央
40代女性。生命線から大きく離れて、手の平の中心部から頭脳線が伸びている珍しい手相の方を鑑定しました。この手相は頭の回転が早く、アイデアも次から次に湧く頭脳明晰な方です。一方、頭脳明晰過ぎて大胆な行動を取ることも多く、周囲をビックリさせる事も多いのが特徴であることをお伝えすると、「色んな発想がとめどなく湧いて来てやりたいことが沢山有ります」と語っていらっしゃいました。大胆行動で周囲の人を驚かせるのは程々にされ、代わりに色んなアイデアで周囲の人に喜びをあげて下さいとお伝えしました。
30代女性。再婚のご相談です。感情線は、大きく弧を描きながら人差し指と中指の間奥深くのびています。この様な感情線をお持ちのかたは、優しく人に限らず、ペットや草花まで相手の事を気遣いします。例えば恋愛であれば相手の気持ちを優先しがちです。押しの一手に弱いタイプといえます。結婚線を観てみると、相性がバッチリ一致しないとうまくいかないタイプです。仕事の線を観ますと順風満帆です。生活面の心配もありません。「再婚につきましては、まずは相手のお気持ちよりご自身の気持ちを第一優先大切にしてください」とお話させて頂きました。
玉木 仁邦
50代女性。二重頭脳線がありました。「何かお仕事を2つしていますか?」尋ねると、「仕事は一つですが、ボランティアをしています」と、医療系のお仕事の知識を生かしたボランティア活動に専念されているとおっしゃっていました。奉仕十字もあり、手相に適っています。いずれは自ら立ち上げたい夢がありますが、感情線の上の運命線は弱く、まだまだ力量不足となっています。「今は時期尚早ですね」と言うと「そうなんです。具体的な構想はまだ立っていません」との返答、今は準備計画の時と捉え、今後必要となる事柄を突き詰め備えていくといいですよ、とお答えいたしました。
越山 真知央
写真:赤石 光穂