神戸山手大学の学園祭『諏訪山祭』での手相鑑定会 報告

11月7日(土)、8日(日)神戸山手大学の学園祭『諏訪山祭』が開催されました。
天候が曇りから雨模様だったので足が遠のくのではと心配もありましたが、毎年恒例となっている野菜販売など地域の方もイベントを楽しみにされているようで、両日とも多くの来場者でした。学生さんの身丈で考案されたコーナーや模擬店を覗くと、笑顔で頑張っている姿がとても頼もしかったです。
手相鑑定会は三階の教室をご用意して下さり、チラシをご覧になり足を運んで下さった方、模擬店や担当の合間をぬって来て下さる学生さんなど、幅広い年齢層・境遇・立場からの依頼となり多岐にわたる鑑定となりました。
1日目83名、2日目116名の方の鑑定を致しました。
特長のあった鑑定例をご報告いたします。

 

峯山清州「諏訪山祭」

60代後半の女性。 線ははっきりシンプルで細かい線は見あたりません。しっかりしているのに、何気なく穏やかさを感じる手の平です。 まず両手の中心に出てる神秘十字が、目に飛び込んできました。手の平のお守りという意味がある神秘十字の説明をしてますと、 「実家がお寺で祖父祖母、父母とお寺で育ちました。」とおっしゃっていました。
なるほど・・・育った環境の中で受けてきたご加護が、ちゃんと手に現れるのですね。

峯山清州

 

塩田一紗乃「諏訪山祭」

20代男性。ますかけに近い変形ますかけ、二重感情線、頭脳線と生命線の起点が離れている等どこからみてもかなり能力のありそうな手相です。しかし(本人いわく)普通のサラリーマン。なぜかというと、線自体は能力がありそうなのですが、線が全体的に薄いのです。この場合自分の能力に気づいていない場合が多いです。彼はかなり自分に自信がないようでした。
まずは自分に能力があることに気づいてもらう話を中心にしました。

塩田一紗乃

 

玉木仁邦「諏訪山祭」

20代男性。どのような仕事が向いていますか?学生さんの適職のご相談でした。感情線は、やや短めです。感性豊かな面があります。頭脳線は、手のひら中央部に向かいます。人との調和、チーム力を大切にします。運命線は、手のひら手首月丘より立ちあがり、人からの世話でもって開運につながります。組織の中で力を発揮される方です。自らリスクを張って起業されるとか、自営、独立には向いていません。企画力、発想力のあるビジネスマンとして成功されます。とお伝えしました。
これからの就職活動の参考にしますと目が輝いていらしゃいました。

玉木仁邦

 

柏木啓伶「諏訪山祭」

ダンスが大好きな小学2年の女の子。運命線が感情線(50才前後)までのびており「歌って踊る人になりたい。」と今描いている夢をお話してくれました。運命線は自分のやりたい事がこの先もはっきり見えてくるとのびてきます。将来が楽しみですね。頭脳線手前(30才前後)で止まっている多くの大学生も「これからですね。」と目を輝かせていました。
今回、若い人達と接して私達も多くの元気を頂きました。

柏木啓伶

 

村井ともこ「諏訪山祭」

看護師・婦人警官・旅行添乗員、そして「自分のお店を持ちたい。」等々、将来の展望を色々語ってくれました。運命線を観ますとはっきりした人もいればそうでもない人もありました。もし今柔らかい線であったとしても、これから目標に向かって思いを込めて準備をすれば少しずつ強い線に変わってきますよ、とアドバイスしました。
若い人が将来の目標をしっかり持っていらっしゃるのに感心致しました。

村井ともこ

 

越山真知央「諏訪山祭」

70代女性。神戸山手大学の生涯学習に通われ好きな分野をお勉強されています。両手ともに向上線・太陽線がくっきり刻まれ、運命線も50才以降がよりはっきりした線です。まさに大器晩成型「人生の成功例のようですね。」とお話すると謙遜されていました。また旅行線もあり、実際に旅行がお好きでご主人やお友達と一緒によく行きます、とのことでした。
笑顔も手相も印象に残る鑑定でした。

越山真知央

 

写真:赤石光穂(オキフォトスタジオ)
※ 塩田、村井の写真は協会メンバーにより撮影。