一日目の朝、外は雨天の影響からか来場者数が気掛かりなスタートとなりましたが、時間の経過と共に多くの方が来場されたことを大変嬉しく思います。室内での鑑定会でしたので快適な環境で鑑定をすることができました。初日37名、2日目28名、計65名の方がお越し下さいました。
なお鑑定料は全額、主催者側による文化・芸術の発展に役立てられます。
鑑定会のご報告を致します。
80代ご夫婦。とても仲の良いお二人の手相を鑑定いたしました。お二人共、線がくっきりと深く刻まれて、運命線がスッと中指のつけねまで伸びています。奥様の方には向上線が出ていて、まだまだ前向きに自分磨きをされている様子です。頭脳線が月丘の方に下垂していましたので「これからも二人でお稽古を楽しんで、いい作品を作ってくださいね」とお話しましたら「また来年も来ますね」と笑顔で席を後にされました。
峯山清州
50代女性。これからの総合運をお尋ねになりました。頭脳線がなだらかに下垂し、想像力の豊かさが溢れています。特に目が付いたのは、中指と薬指を囲む線が力強く表れています。この線は美的イメージを受け取る能力の高さ、芸術センスに恵まれた人に表れる金星環です。お仕事をお聞きしますと、アート関係のお仕事でした。目立った障害線はなく、運命線、太陽線もくっきり、はっきりされていました。「これからも益々、お仕事を含め充実した日々を過ごすことができますよ」とお伝えしました。
玉木仁邦
70代女性。「昨年もこちらで手相を観ていただいたのですが、私の手相変わりましたかしら？ 」と尋ねられました。前回の鑑定で、手相は近未来３ヶ月の運勢が特に現れますと告げられたことから今回も立ち寄られたそうです。手相を定期的に観察することで、より深いメッセージを読み取ることができます。手には旅行線がくっきりありました。旅行線は旅行や海外を意味します。実際にお仕事は海外に携わりながら、ご自身が手がけた作品や技術を伝えているとのことでしたが、年齢のこともあり海外に行き来することをためらっていたそうです。旅行線の存在を知り、ますますご自身の技術に磨きをかけていきたいとおっしゃっていました。これからも素晴らしい作品を生み出して行かれることでしょう。
藤原萠乃
「何か今、気になっていることはありますか？」とお尋ねしますと、4、5人の方が「これから私の生活はどうなりますか？」と不安な様子でした。手を拝見しますと、生命線が途中で切れていたり、結婚線の先が二股になったりとそれぞれ気になる相であることをお伝えしますと、健康面の心配や配偶者との関係についてのお話を伺うことができました。「手相全体の勢いを強めることで健康になったり、仕事が順調にいったり、お金に恵まれたりしますよ」と手指の運動をアドバイス致しました。
松田有央
60代女性。健康運を見て欲しいとのご依頼です。一番に目についたのが、はっきりした神秘十字でした。そして月丘のあたりが赤いようでしたので、肝臓にお変わりございませんか？とお聞きしました。「以前肝臓に異常がありましたが、最近は検査しておりません。」との申し出です。まずは一度病院で検査をしてみて心配事を払拭されることをアドバイスしました。神秘十字はご先祖様のお守りです。何かのご縁での鑑定だと思いますとお伝えしました。
黒木梨央
50代女性。今後の仕事運について聞かれました。現在はパートでお勤めをしながら資格を取る勉強中との事、手相を拝見して印象的だったのは二重頭脳線がある事でした。二重頭脳線とは多芸多彩で何事も器用にこなし、とても仕事が出来る方に出る線です。実際に現在の職場でも評価されているとの事でした。次に運命線を見てみますと50才前後から2本出ており50才以降の方が強くはっきりと刻まれていました。そして太陽線は第2火星丘に向かっており「資格や技術、趣味などの専門技術を生かして収入を得る線も出ていますよ」お伝えしましたら「仕事も勉強も頑張ります!!」とおっしゃっていました。
有馬瑛祥
写真:赤石光穂（オキフォトスタジオ）