今年は、改元で10連休となったゴールデンウイーク、スタートとなった4月27日28日公益財団法人日本アニマルトラストにて「にゃんだ?祭りだ!ハッピーハウスだワン」が開催されました。
毎年、秋にあるのですが、昨年は水害の影響で施設内に土砂が流れ込むなどの被害に見舞われ、イベントが延期になっていました。予定通り春の開催ができて、喜ばしくおもいます。例年より気温が低く、途中あられが降ることもありましたが、楽しみにご来場の方々と、日々施設内で熱心にお仕事されているスタッフさんやボランティアさんの温かさは変わらずで、会場内は盛り上がっていました。手相鑑定会にも沢山の方がいらっしゃり、2日間で132名の手相鑑定をする事が出来ました。募金としていただいた鑑定料は、全額ハッピーハウスの活動費として役立てられます。沢山のご協力をいただきありがとうございます。
以下、鑑定報告をいたします。
60代女性。健康運を観て下さいとのご相談です。生命線が大きく弧を描き、中指のセンターラインより張り出しています。スタミナがあり、病気に対する抵抗力も十分です。また、生命線をサポートするスタミナ線もあり、現状大きな問題ありません。しかし、小指側手のひらの下部近くに現れる横の線「放縦線」があり、不規則な生活が続くと現れる線です。睡眠をしっかりとり、バランスのとれた食事を心掛けて下さいとアドバイスいたしました。
玉木仁邦
今回で2回目の参加なります。前回同様、今回も多くの動物愛護精神に溢れた方々の手相を拝見することが出来ました。やはり、多くの方が感情線の先端が複数に分かれる「フォーク」の形となっていました。思いやりがあって、愛情に満ちている状況が手に取るように分かりました。また、人差し指の下の木星丘に現れる「スクエア(四角形)」、つまり聖職紋の方も多数いらっしゃいました。聖職紋は自分の事より人のために尽くす奉仕のサインです。加えて、人を教え導く才能も有ります。この聖職紋が出ていた方々には、御自身の奉仕経験を多くの方にお話しされると、更なるボランティアの輪が広がりますよとアドバイスさせて頂きました。
谷口 尚熙
金星環を持っている方を多くみかけました。この線は、美的感覚、芸術センスに恵まれた方、感性や感受性が豊かな方に表れます。また、感情線の先端が人差し指と中指の間になだらかに向かう方が多く、穏やかなやさしい方で、気づかいのある方です。ワンちゃんねこちゃんの里親になられたり、ボランティアをされたりしている方が多く、優しく思いやりのある方が多いように思いました。
名倉 万智
「毎年、楽しみにしています」という女性の方、手相の線の変化を知りたいとのことでした。昨年との手相の変化に着眼して観ていくと、生命線下方にクロスして現れる「奉仕十字」と旅行線が濃くはっきしていました。奉仕十字とは、福祉活動、ボランティアの線です。お話を聞くと、動物を対象としたお仕事とボランティア活動をされていました。また旅行線は移動事を意味し、ボランティア活動で多方面に飛び回っているとのことです。このように、環境や行動が手相の線に現れてきます。
藤原 萠乃
50代女性。「職場の人間関係に悩んでいて、もう仕事を辞めようかと考えている」というご相談でした。手を拝見しますと、一番に目についたのは手のひらの横線の多さでした。運命線は50歳を過ぎても上へ伸びています。頭脳線は三本に分かれていて1本は先が月丘へ長く伸びています。もう2本は横にまっすぐ平行に伸びていました。太陽線もしっかりあります。お金にも余裕があり、仕事もそつなくこなし、やり手のようでした。しかし精神的にぎりぎりの状態で、もう気持ちも固まっているようなので、「どんな職種にも適性があるので仕事を変えても実力を発揮できますよ」とアドバイスしますと、笑顔になり「今日来て良かったわ!」と大変嬉しそうでした。
松田 有央
60代男性。運命線は20才くらいまでくっきり出ているのですが、そこから30才くらいまで薄くなっていました。しかし、30才辺りを過ぎると再び運命線が濃くなり始め、中指に向かって真っ直ぐ伸びていました。印象的だったのは30才前後に交わる影響線です。「20才前後で何か目標が消えてしまったけど、30才くらいに良い影響を与えてくれる方との出会いがあって、真っ直ぐ進めるようになられたようですね」とお伝えすると、「その頃に、沢山の方々に助けてもらって今があります。その感謝の気持ちを込めて、ワンチャン、ねこちゃんの里親をしています」と、おっしゃっていました。とても目がキラキラと輝いていて、私も元気をいただきました。
湧田 真大
30代男性。生命線の先に、大きく分かれた旅行線があります。旅行好き、移動事にご縁あり、海外へのご縁を表しています。生命線の流年法30〜40才あたりで線がオーバーラップし、その辺りに人生上の大きな変化を意味します。お伝えすると、今年、海外への転勤が決まり、少し不安があるとのことでした。生命線と頭脳線の起点が離れシンプルな手相でしたので、「自由を好み束縛されたくないタイプなので、海外の方がご自身の持っている行動力を活かせるかもしれませんよ。楽しみながらスキルアップしてください」と、お伝えいたしました。
越山 真知央
写真:メンバーにて撮影