手相からみる行動力

手相では日頃の生活や考え方、持って生まれた才能がよく表れます。
素晴らしい線や、これからの運気の強さを感じる方が多くいらしゃいます。
しかし、なかなか活用出来ていないと手相を鑑定していてよく感じます。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」と占いでよく言われますが、手相に吉相が出れば当てに行く強い気持ちを持って欲しいと思います。
手相の主要な線には、感情線、頭脳線、生命線があり三大重要線と呼ばれています。
それぞれの線の特徴を読み解くことで、貴方の性格や生命力など生まれ持った才能など特徴が出てきます。
線の長さは?線のカーブは?状態は?線がどの方向や丘に向かうか?線が切れ切れになっていないか?一つ一つ基本を忠実に観ていきますと、その方の人となり、運気の流れが自然と見えてきます。
感情線であれば、短い方は感性の豊がさある反面、白黒ハッキリさせたい短気な面もあります。
頭脳線が直線的であれば、論理的、実利的です。逆に下垂すれば、ロマンチストで芸術性に秀でます。
生命線の張り出しが大きければ、バイタリティがあります。逆に小さな方は、繊細でよく気の付く華奢なタイプです。
この三本の組み合わせで、行動パターンも大きく変わります。
恋愛傾向でもアドバイスは違ってきます。
感情線が短く頭脳線が直線的な方は、積極的に行動します。
逆に、感情線が長くて頭脳線の下垂している方は、思いは強いのですが自ら動かない傾向があります。
生命線は、現状を切り開き生きる力を観ることができます。
例えば、線の濃さが感情線、頭脳線より濃い方は、生命力、行動力が溢れ、運気が高まりチャンス到来の時期と見ることが出来るのです。
逆に、感情線、頭脳線より薄い方はエネルギーが落ちてきています。一時的に体力が落ちている傾向があり要注意、また迷いの出やすい時期です。パワーのチャージが必要です。
若い方で生命線の薄い方は、ライフワーク(社会での役割)を見つけると自然に濃くなります。
写真は、ある男性の数年前と最近の手相で、生命線が濃くなっているのがわかります。

アイススケートの選手で、近年成績も良く実力を発揮されています。
元々、ますかけ線で強い運気があり、実力勝負の世界には向いています。

記:玉木 仁邦