手相の線が濃い、薄い

4月10日のブログ「手型による線の傾向」で、手型によって線の濃い方、薄い方の特徴に違いがあることを書きましたが、それ以外の要因も多くあります。人によって手相の線の濃さ、太さは違うものなのですが、基本的な観方としては、濃くはっきり深く入る線は、その線の意味が強くなります。そして、手の線の濃さはそれぞれの線によっても解釈が違ってくるものなのです。

頭脳線が濃い方は、考え方に起承転結があり、頭脳明晰、才能が発揮されます。
生命線が濃い方は、主張する自己信念があり、生命力に溢れ行動力があります。
運命線が濃い方は、ライフワーク、仕事を通じて社会に貢献し、一生を通して運が強く、充実した人生を送ります。

最近、若い方の手相を観ていると、手相の線が薄い方を多くみます。特徴としては、何事にも自信が持てず、行き当たりばったり的なところがあり、人に判断をまかせがち、気持ちにメリハリがなく、環境に流されやすく考え方定まらない、自己の打ちだしが控えめである、確固たるたる信念がないなど、何事においても中途半端などがあります。現状の環境に甘んじている傾向があり、あまりいい印象ではないですね。しかし、ずっと薄いままというわけではなく、考え方、生き方など行動を変えることで大きく変わっていきます。手の線が薄いということは、いろんなものが停滞気味なのかもしれません。今を見直し、新たな飛躍の一歩がその手に印されていると思います。
このように、あまり芳しくない結果もそこから抜け出すチャンスとして活用してみてください。


写真の手相は濃くハッキリとした運命線の女性の方です。
子育て、外科医、漫画家として大活躍されています。

記:玉木 仁邦