ハリウッド女優 エマ・ワトソン氏

今年4月21日公開の映画「美女と野獣」、みなさんはご覧になりましたか?世界的にも大ヒット映画となり、特に主人公・ベルを演じるエマ・ワトソン氏が話題となっています。2001年の映画「ハリー・ポッターと賢者の石」ハーマイオニー役でデビューして以来、様々な挑戦をしながらハリウッドスターへの階段を上っている彼女はどのような星を持ち備えているのでしょう。

エマ・ワトソン 様
1990 年 4 月 15 日生まれ
年 庚午(丙)比肩 偏官 沐
月 庚辰(癸)比肩 傷官 養
日 庚戌(丁)   正官 衰
空亡 寅卯

日干「庚」五行では陽の金、勘の鋭さがあり行動力のあるタイプ、熱しやすく冷めやすい性状から考えや行動も変わりやすくせっかちな一面もあります。
日柱、月柱、年柱とも陽干陽支なので全体運は男性的な勢いあり、また生まれ日の干支「庚戌」は魁罡で一芸に秀でる適性を秘めると共に、月の十二支は「辰」で魁罡同局となり、魁罡の意味するところより強く作用します。つまり天職に生きてこそ光り輝く人生となり、その道極めて限定されます。
通変星は自星を表す 「比肩」が二つ、自我が強くライバル間での競争に負けず嫌いさを発揮します。また考えや方向性を曲げない意志の強さもあり、中心星「傷官」へとエネルギーを与えています。技芸の星が一層輝きを増し知的で機転が利く反面、気性の激しさや言葉の鋭さもありとても個性的なタイプです。人と同調するのではなく、勝負の世界に生きてこそ運を開くことができます。魁罡日生まれと中心星「傷官」が揃い、目鼻立ちの整った美人の面持ちですし、年柱の十二運「沐」は幅広く異性を引きつける魅力は芸能人の中でも際立つ存在に見えます。ただ「沐」は色事のトラブルに注意の暗示もあり、日の十二支「戌」と月の十二支「辰」は冲となり身近となる所やパートナーとの分離、不調和、トラブルを表すこと、年柱「偏官」日柱「正官」が揃い官殺混雑の命であること 、通変星「傷官」は「正官」をまともに剋することも合わせて観ると、男性運は変わりやすく大変相性を選びます。また「偏官」「正官」は仕事の星でもありますので、仕事上のわがままな振る舞いや発言はトラブルの誘因となりますので注意が必要です。高嶺の花のような存在感でありながら内面はかなりデリケート、心の支えとなり親身にサポートする人の存在は大切です。
今年「丁酉」は「正官 帝」は仕事上の喜び、または素敵な男性との出会いのチャンスに恵まれる年です。今までの備えが良い意味で評価される年ならではの輝きですね。大運の流れも今後を味方する流れとなっています。過去にも国連の女性親善大使を務めた経歴がありますし、これからも慈善活動などで「傷官」を良い方へ活かすことが、ハリウッド女優としての品位につながることでしょう。

記:越山真知央