火の用心

11月下旬ともなりますと、肌身を通して冬を感じますね。

そろそろストーブなどの暖房器具が本格的に活躍し必要不可欠となる、そんな季節がやってきました。

今はワンタッチで暖がとれる時代となり、また器具には安全装置が備わり火事の危険性が回避される工夫がなされ大変便利な時代になりました。

「三の酉まである年は火事が多い。」と言われる俗説があります。

今年は11月中に酉の日が3日・15日・27日、3回あります。

本来は11月の三の酉の日頃になると寒さも増し火を使う機会が多くなるので、火事が多いという意味だそうです。

昔は直に火を暖にとることが多く、火事になることを今以上に恐れていました。

過去の出来事を振り返っても、「大火」という言葉が多くみられます。

建築条件・消防についても今とは全く違った状況ですし、たった1つの小さな火が瞬く間に炎となり燃え広がり町中を焼失したのでしょう。

夜道に「火の用心」と拍子木を鳴らす音を聴くことも少なくなりましたが、火の扱いには気をつけたいものです。

 

記:越山真知央

立冬を迎えて

今月7日、立冬を迎え暦の上で冬となりました。

今年は気候の変化が例年通りとはいかず、気温も全体に少し温かいように感じます。

ふと木々を見れば紅葉が進んで季節が冬へと向かっていることを実感し、確実に四季の廻りがあることに気付きますね。

やがて枯葉が落ち見た目も寂しくなった木々は侘しく物悲しい姿となりますが、寒い冬には養分を培いやがて来る新しい春へと向かって準備の時期に入ります。

私たち一人一人の宿命にも四季が宿っています。

冬にあたるところは注意の期間であり、攻めでなく守りに徹する時です。

寒い時期は草木が育ちにくいように物事が進展することは困難です。

四柱推命では「空亡」の時期が相当します。

大半物事が空回りしやすく、思うように進まず辛く大変なことが多い傾向があります。

何かと焦りやすい時ですが、これまで頑張って進んできた自身を労わり充電することも必要です。

新しいステップに向かって準備・計画する期間と置き換え過ごせば、以降の人生観は変化してくるのではないのでしょうか。

寒く長く感じる冬も永遠に続くことはなく、やがて暖かい春を迎えます。

春に桜の花が一斉に咲き人々の心を感動させるように、人生も喜びに満ちたものにしたいですね。

それぞれの四季の意味を十分に踏まえ役立たせるのが占いの醍醐味です。

時を知り活かすことで、より良い人生を歩みたいものです。

 

記:越山真知央

十一月の運勢

 

誕生月別易占から観る 十一月の運勢

 

一月生まれ

地平線から朝日が昇るように運気も上昇してきます。明るい未来を思い描いて積極的に行動するときです。

 

二月生まれ

願いは待つ事で叶います。今はその時に備えてさらに磨きをかけることに専念しましょう。

 

三月生まれ

何事に対しても順序を守りましょう。「千里の道も一歩から」根気よく基礎から積み上げていく事が大切です。

 

四月生まれ

天が味方をしてくれません。八方塞がりの状態ですが、能ある鷹は爪を隠し自分の信じる道をまもりましょう。

 

五月生まれ

今は損失のあるときです。もし貴方が何の見返りも期待せずに誠意をもって奉仕することができれば、やがて自分の身に大きな利益となって戻ってきます。

 

六月生まれ

順序を無視して欲望のままに突き進んではいませんか。将来を見据えて今一度自分の行いを軌道修正していきましょう。

 

七月生まれ

公私ともにお互いの心が通じ合い万事順調に進む時です。良くない仲間とは縁を切る時です。

 

八月生まれ

たとえどんなに自分に実力があったとしても、今は表に立つときではありません。光が射すまでじっと我慢の時です。

 

九月生まれ

運気はだんだんと盛んになってきます。繰り返し行うことが成功に繋るでしょう。

 

十月生まれ

今までの辛苦が解けて物事が良い方向に向かいます。しかし何もかも順調だった人は油断しないように気持ちをひきしめましょう。

 

十一月生まれ

物事を解決する為には素早く行動しましょう。グズグズしていてはチャンスを逃してしまいます。

 

十二月生まれ

問題解決にはいったん解散するという方法が吉となります。現状を打開して新たなスタートをきりましょう。

 

記:丹羽央璃