手相鑑定のコツとポイント

手相を観ることでその人の性格、気質、考え方、健康運、仕事運、恋愛運等読み解くことができます。手相は人により様々で、一人一人異なりますし、体のコンディションや性格や適正がよくわかります。また障害線などのマイナスのサインが多く出ていれば、ストレスをため込み運気は下がりがちですので、ご自身の考え方や、仕事や生活面での変革が必要となります。
手相鑑定会では、「総合運を観て下さい」との要望が一番多いのですが、若い女性の方であれば「恋愛運」、熟年の方であれば「健康運」を重要視しています。そして年代に関わらず多いのは「金運」についてと関心事は人それぞれですが、私の場合、手相を観る順番があります。
まず手の出し方、手の形、各丘の膨らみ、色などです。次に各掌線の力強さ、弱さなど全体の印象をみます。手相は右手と左手の両方を観ます。それぞれに観る順番は、感情線、頭脳線、生命線の三大重要線、名前のとおり「重要線」ですので、それぞれの意味する才能、資質、傾向が読み解けます。

感情線
長さ、線の種類、線の最終位置、起点の位置、弧の描き方、二重感情線、支線は等々多岐に渡ります。アドバイス例としては
①感情線が短く、上部方面に向かう頭脳線、大きく弧を描く生命線であれば、企画、アィデアに優れエネルギッシュに仕事をこなす方です。恋愛であれば、ビビッとくれば積極的に行動します。ドラマチックな恋をします。平凡な事で満足しない面もあります。

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    ①の例

②感情線が長く、頭脳線が下部方面に向かいますと、リーダータイプで、理想が高く情熱的に仕事に取り組む方です。恋愛面では、慎重でロマンチスト「白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるはず」と自から動かない傾向があります。「まずは出会いの場を大切にして、素敵な人が現われたら勇気を持って自ら告白するつもりで頑張って下さい」とアドバイスします。

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    ②の例

同じように頭脳線、生命線の順番で観ていきますと、ほぼその方の全体像がみえてきます。細かな線に捉われないで、先ず重要線を観ることが、手相を読み解くポイントとなります。
次に運命線、太陽線、金星環とその他の全ての線を観ていきます。金運であれば、「太陽線」「財運線」、恋愛であれば「結婚線」「運命線」、健康であれば三大重要線の健康に関する項目に重点をおいて観ます。
結婚線が二又に分かれていれば、特に相性を選ぶので「素敵な人が現われたと思っても、慎重にすすめて、時には立ち止まることも必要です」とアドバイスします。
手相は変化します。三大重要線は時間がかかりますが、金運の太陽線や希望の実現の向上線など「御自身の思い」が線に変化となって表れてきます。自身が変わることで手相も変わります。
手相鑑定会スケジュールは、ホームページのイベント・講演会情報でご案内しています。手相の変化を読み解くことが「運をつかむ一番の近道」、ご自身の手相やご家族の方の手相の鑑定の参考にして、良い運気をつかんでいただければと思います。是非、一度ご参加下さい。

記:玉木仁邦