2019年「己亥」年と「八白土星・中宮」年について

十干「己」は陰の土であり、曲がったものが頭をもたげて伸びようとする様子を表しています。草木の枝先に新芽が出てく新しい動きを意味し、「起こる」「己を正す」などの漢字の元となっています。十二支「亥」豚の骨を象った漢字です。含む漢字には、刻、劾、該、骸、咳があります。木偏を付けると「核」となり、物事の中心であり起爆性を持っています。動物ではイノシシ(猪)に当てはめているので、その気性となる猪突猛進という勢いを孕んでいます。
昨年2018年「戊戌」年は「国難激震の年」(2018年1月11日ラジオ関西「三上公也の情報アサイチ!」で公表)と占いました。振り返ってみると、実に多くの出来事が圧縮された一年だったのではないでしょうか。特に印象的なのが自然災害の多さ、豪雨・台風・地震と近年で最も多く発生しました。被害を受けた地域では、河川の氾濫や山崩れ、高潮や地層に沿っての液状化現象などが集中し、当たり前の日常が脆くも一瞬にして変わってしまうことを思い知らされました。世界情勢についても、各国間の関係が微妙となり、不穏さが増してきているのではないでしょうか。また、平成最後の年の12月、世界の株安連鎖は歯止めがかからなくなっています。
昨年の流れを受け継ぐ2019年は「100年に1度の激動の年!」(2019年1月1日ラジオ関西「三上公也の情報アサイチ!」で公表)と占いました。

20190110

記:越山真知央